あだたら登山学校・東北の山旅

 東北の山旅と山岳ガイド// 〒969-1103福島県本宮市仁井田字下ノ原28-73 eメール yamatabi@cameo.plala.or.jp

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安部 孝夫
性別:
非公開
自己紹介:
登山ガイドです
JMGA/東北マウンテンネットワーク所属
特に自然豊かな東北の山岳をご案内いたします

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WILD-1郡山店でのGPS初級講習会

◆2017年10月28日(土):WILD-1郡山店様のご協力により
 ユーザーに関心の高い「GPS講習会」を店内で実施
 しました

▼持っているが使い方が分からない(*_*)、これから購入したいが
 どの機種が・・・・おいでになり

▼PCと連携すると更に便利になります~

▼機種もイロイロ、メーカーから新製品などデモ機の貸出も有り
 カタログだけでは分からない比較ができ(^◇^)

▼WILD-1さんのお店にも常時展示品が有りますので
 手に取って選べますよ~

*車にはカーナビが当たり前の時代に・・・更に自動運転ができる
 時代もまじかに~
 スマホにもGPSと同じ様なソフトが搭載されて来ました
 実際、登山で使ってみての長所、短所が分かれば更に普及し
 「道迷い遭難騒ぎ」が少なくなるように・・・

 実際、年明け雪に覆われた野外で実機を使っての「GPS実技」
 を開催します、関心ある人は連絡お待ちします。

熊野古道・小辺路の出発点は「高野山」

◆2017年11月1日(水)~4日:今年で4回目の「世界遺産の熊野古道」

 熊野古道は主に5つのルート(道)が有りますが、今回は
 「小辺路=高野山~熊野三山、約70km」の一部でしたがスタート
 地点の高野山で~手一杯(^◇^)

 訪れる古道や見所も有り過ぎて、ここだけを巡る古道の山旅でした。

▼高野山到着後、国宝、重要文化財等28,000点収蔵されている霊宝館を見学
 参加の皆さんで記念写真を(^^♪

▼あまり体験の無い、宿坊にタップリと2日間お世話になりました・・・

▼宿坊の精進料理は(^^♪

▼朝のお勤めに参加です

▼柿畑の中、高野参詣町石道へ向け上古沢を出発

▼毎年お世話になっている現地ガイドのUさんは山伏資格を持つベテラン
 で、服装も(^◇^)を~先頭に急登の古峠に向かいます。
◎今日のコース町石道とは?
 高野七口といわれる高野山の登山道七本のうち弘法大師空海によって高野山の
 開創直後に設けられた参詣道です。
 紀ノ川流域の慈尊院(海94m)から高野山壇上伽藍(815m)を経て高野山奥の院
 弘法大師御廟に至る高野山への表参道です

▼コースは高野山に入山できる標高差約450mを登り、町石道へ到着

▼途中、矢立茶屋の前で、地元農家が柿、みかんを販売

▼この大きさで1個100円の安さ。参加者でほとんど買占め状態(^^♪

▼歩行距離16.2km約7時間かけ高野山入口の大門に到着
 ごくろーさま(^◇^)

▼デカイ 杉の大木があちこちに

▼2日目、女道を巡り奥の院へ出発です
 ◎女人道とは?
  高野山への七つの主な道は高野七口(不動坂口、大門口、龍神口、相の浦口
  大滝口、大峰口、黒河口)とよばれ女性はそこからは山内に入れず、各入口
  には女性のための籠り堂として女人堂が建っていました

▼途中お地蔵さんが、手厚く守られています

▼奥の院には、東日本大震災物故者の慰霊碑が建立されています
 ここ遠い和歌山県までも~大震災を思う気持ちが・・・

▼紅葉がきれいな奥の院です、歩き通した表情がカオに現われ
 ていますね(^◇^)

▼高野山参詣町石道のスタートになる慈尊院へ
 桜の木の左側にあるのが百八十町石~    ◎百八十町石とは?
 高野山への道標(道しるべ)として、1(約109メートル)ごとに
 「町石(ちょういし)」と呼ばれる高さ約3メートル強の五輪卒塔婆形の石柱
 が建てられ、高野山上の壇上伽藍・根本大塔を起点として慈尊院までの約22
 キロメートルの道中に180基

▼慈尊院は、子宝、安産、育児、授乳、乳癌平癒を願って絵馬を奉納祈願
 している

▼3日目の橋本市の宿泊所「紀伊見荘」では、温泉に浸かり今回の山旅
 を癒して  まずはカンパーイ(^◇^)

▼紀伊見荘の前で

▼帰る途中の自由時間に、難波駅の近くの黒門市場を散策。大阪の台所を
 預かるだけに、活気にあふれています。

*遠路、和歌山県までお疲れ様でした

 毎回思います、「現代の様な素晴らしい食事、装備の無い時代
 わらじ履き、ミノ、カサ、着物姿でこの長い距離をよく歩いた
 ものだ」・・と!!

 来年もまだ歩いていないルート(道)を続けて実施します(予定)

黒部峡谷の「下の廊下」はふかーい谷

◆2017年10月24日(水)~27日:黒部峡谷の核心部、下の廊下へ
 しかし上級者向けのコースで(*_*)

 場所が場所だけに年間1か月前後しかチャンスが無く、
 なかなか出会えない場所だ!

 今回は超大型台風発生でコース、何時来るのか~心配で~
 でも昨年に引き続き今年も実施でき~良かった(^◇^)
 
▼黒部ダムから見上げた立山連峰・・真っ白です

▼黒部湖からダム湖畔越に見た針ノ木岳・・・ここも雪で

▼長い道程の始まりはダム湖畔で身支度を整えて~あいにくの天気(*_*)
 「いよいよ・・10数時間の緊張が始まります」

▼岩場の斜面を横切るように旧日電歩道の水平道が刻まれて~

▼内蔵助谷の出合いで枝沢の内蔵助谷の丸木橋を慎重に渡る
 緊張で・・・糸の張った様に(^^♪

▼核心部の白竜峡へと近づいていく

▼白竜峡にさしかかると更に辺りは険しくなりかなりの緊張を
 強いられる(*_*)

▼岸壁をくり抜いた歩道は所々丸木橋が掛けられており
 スリップ注意だ!

▼足場の狭い際どい歩道だが、番線が壁際に張られており
 カラビナを掛けながら移動する

▼本流に左右から剱沢と棒小屋沢が交わる十字峡の吊橋を渡る

▼半月峡からS字峡にかけては沢からの標高差が大きくなり
 スリル感マンテンだ(^^♪

▼滝となった流水が歩道へと降り注ぎシャワークライムと
 なっている

▼高熱隧道を抜けると間もなく急路を下降しだし今日の泊り宿
 阿曽原温泉小屋と下りつく(^◇^)

▼阿曽原温泉小屋のダイジェスト~お世話になりました(^◇^)

▼翌朝、阿曽原温泉小屋を発ち栃尾谷の地下道へと~

▼黒部、下の廊下のシンボル奥鐘山の大岩壁を背後に
 大太鼓付近を通る

▼険悪な志合谷の内部には150mのトンネルが掘られている

▼見晴が開けると前方に雪をまとう白馬岳が見え隠れする

▼ようやく長いナガーイ水平道を終わり急路を下降して欅平に
 降り立つ、顔つきは厳しい戦いを終えて~

▼祖母谷温泉ダイジェスト~お世話になりました(^^♪

 ▼トロッコ電車で回りの風景に感動しながら宇奈月温泉へ向かう

*水平歩道とは言いますが結構高低差の上り下りで登山と全く同じで
 す、2日目は10数時間の行動で~大変お疲れ様でした

*なおこのルートは総延長24kmあり、スタートから最低1泊2日
 必要になります

山の天気はお天気屋さんで「朝日連峰縦走」

◆2017年10月18日(水)~21日:素晴らしい紅葉の中を大朝日岳から
 以東岳に山小屋3泊で・・・(静かな秋に浸っていたい・・・)
 縦走する計画だったが~(*_*) 

▼まるで大正時代にスリップしたかの様な趣のある古寺鉱泉だ(^◇^) 

▼ブナ林とキタゴヨウの尾根に出ると秋たけなわになった

▼秋の気配がマダ残っている

▼熊越から見下ろす黒倉沢はまだ秋の気配が濃厚に残っている~

▼山肌を彩るダケカンバの黄葉

▼道端のヒメサユリはもう花柄だけになっていた

▼大朝日避難小屋が目前になると大朝日岳山頂も間近に

▼大朝日岳山頂直下にたつ大朝日避難小屋から山頂まではわずか15分だ

▼小屋に着いたらマズこれでしょう(^◇^)幸い宿泊者は我々だけ

▼1日目夕方、小屋から眺めた主稜線は雲海がたなびいていた

▼大朝日避難小屋の管理人、今井さんお世話になりました

▼稜線で見つけたオレンジ色のナナカマド

▼いよいよ・・・縦走に踏み出すと間もなく雪が降りだした

▼すっかり雪景色に~西朝日岳1,814mの山頂

▼あたりの木々はすっかり雪帽子を被ってしまった(*_*)
 横殴りの雪が竜門山を襲う

 ▼雪のため縦走を中断して竜門山から清太岩山から日暮沢小屋
 を目指す

▼尾根を下降するに従い、秋たけなわとなって来る

▼ブナ林で秋の恵みを少しだけ頂く(^◇^)

▼今夜お世話になる日暮沢小屋は無人の避難小屋で3階建だ

▼早速さきほどブナ林で採取したきのこのを味噌汁にして頂く(^^♪

▼日暮沢小屋ではSシェフ特製のカレーを美味しく味わう

*例年、避難小屋に管理人撤退になったり、仮設の吊橋が外されたり
 する目安が10月の中旬頃なので~降雪が有るのは当たり前ですね。
 今回は前半に縦走を中止しエスケープルートを下りたのは正解でした(^◇^)
 
 また東北の山小屋は殆どが登山シーズンでも営業していない避難小屋
 なので食料(場所により水も)、シュラフを担ぎ自炊を余儀なくされます
 ので体力が必要です(*_*)・・・・・が、その分「素晴らしい自然が残って
 います」

津軽の山旅・岩木山と八甲田山

◆2017年9月30日(土)~2日:東北の紅葉はどこ?と言ったら栗駒山
 や奥只見などよく話題になるが、各県の見どころがたくさんあります。
 今回は時期も天気も絶好調な(^◇^)~
 青森県の最高峰、岩木山1,624mと八甲田山1,584m、十和田湖を
 訪れました

▼登る前に先ずは岩木山神社里宮に詣で今回登山の安全を祈願する

▼リフトを降りると目の前に聳え立つ岩木山が目に飛び込んでくる

▼8合目までスカイラインを経て岩木山山頂に

▼下山後、嶽温泉であまーい嶽きみ(トウモロコシ)を食する

▼岩木山の周りはりんご、りんご、りんご一色、真っ白な花の咲く5月も
 良いですよ(^^♪

▼一泊目は黒石市の温湯温泉~昔からある鄙びた温泉~
 朝出掛けに旅館の女将がお見送りしてくれた(^◇^)

▼八甲田登山の拠点、酸ヶ湯温泉から見上げる大岳

▼酸ヶ湯温泉と大きな駐車場は満杯( ;∀;)今日は日曜日・・・混むぞ・・

▼下毛無岱から見た展望デッキと井戸岳、田茂谷地岳

▼下毛無岱から見上げた大岳と上下毛無岱湿原を結ぶ長い階段のある斜面

▼上下の毛無岱湿原を結ぶ長い階段の上部から俯瞰した下毛無岱

▼大勢の登山者で賑わう八甲田山頂

▼青森湾を足下に、八甲田山頂の大岳です

▼下山は人・人・人(^^♪さすが人気の山は長蛇の列

▼下山途中、火山性ガスで枯れた笹と樹木!恐ろしいガスだ(-_-;)

▼2泊目は十和田湖休屋のホテルで~高村光太郎作の乙女の像を(^^♪

*さすが津軽を代表するだけあって、日曜で好天も重なり凄い
 人でイッパイ~平日の静かな山歩きもイイねー
 遠路お疲れ様でした

*日本のりんご生産量約60%をの風景は昔も今も変わりません
 初めて岩木山に登った頃のりんご品種は「国光」「紅玉」
 「印度」などが主力だったようで、いま主力の「ふじ」は
 ようやく出始めた頃でした。
 8月、ちょうど「お山参詣」お祭りで白装束に身を固めた多くの
 人が「サイギ~サイギ」と口々に??登っていた。「懺悔、懺悔」
 だと分かったのは後からで・・・
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