あだたら登山学校・東北の山旅

 東北の山旅と山岳ガイド// 〒969-1103福島県本宮市仁井田字下ノ原28-73 eメール yamatabi@cameo.plala.or.jp

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安部 孝夫
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登山ガイドです
JMGA/東北マウンテンネットワーク所属
特に自然豊かな東北の山岳をご案内いたします

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[09/02 丸山吉子]

希産種コウシンソウを訪ねて足尾の庚申山1,892mへ

5年6月9日(月)~10日:1泊2日

 

例年5月下旬頃から咲き始め、小さな可憐な花を咲かせています。

国内でも珍しい食虫植物で、特別天然記念物に指定されています。



▼コウシンソウ求めてしばらくぶりの庚申山へ、銀山平へ向かう途中で
 クマが横切り斜面を駆け上がっていった((+_+))

▼ゲートから10分ほど歩くと丸石沢の二段の滝が見えてくる


▼林道途中で見られる天狗の投石


▼林道も約1時間余りで一の鳥居で山道の参道に入る


▼参道には磐裂神社から庚申山までの114丁に文久三年建立の丁目石が置かれている


▼参道は水ノ面沢の清流を何度も跨いで高度を上げる


▼サルと猟師とその娘の悲話があったと伝えられている鏡岩〈孝子別れの処〉


▼見ようによっては見えなくもない夫婦蛙岩


▼両側からの岩が狭まり間を通り抜けねばならない仁王門


▼何となく石段の参道らしくなってくると間もなく猿田彦神社跡の広場に飛び出る


▼猿田彦神社跡からは5分ほどで庚申山荘に出るが現在庚申山荘は傷みが大きく利用不可


▼庚申山荘前のベンチで昼食を済ませて大岩壁沿いに庚申山を目指す


▼オーバーハングになっている岩壁にはいっぱいの雪割草がアクセントとなっていた


▼潜り抜けられるようになっている初の門を通り抜ける


▼初の門の上部は鉄バシゴがいくつも現れる


▼展望の得られないコースだが2ケ所ほど見晴らしの良い展望地があった


▼設えられている階段は真ん中が固定されサイドのバーをもって上るタイプだ


▼一の門は頭上に大きな岩が挟まったチョークストーンとなっている


▼上部に行くとまだシロヤシオ(ゴヨウツツジ)が清楚な白い花を咲かせていた


▼どれどれどれがコウシンソウかな、ユキワリソウ目移りしてわかり難いなぁ~


▼ありましたお目当てのコウシンソウが、この付近のエリアだけに咲く希産種だ(^^♪


▼ユキワリソウとコウシンソウが混在して咲く岩壁の前にて(^^♪


▼せっかくここまで来たんだ庚申山の山頂も踏んでおくか(^_-)-☆


▼このコース登るより下降が難路となっており慎重を要する


▼初の門の狭い岩場のハシゴの通過


▼初の門の岩戸潜りにて


▼圧し掛かるようにせり出す大岩壁


▼岩壁に息づくユキワリソウの群落に目を奪われ歩が進まないやぁ~


▼硬い岩山なのか木の根がほとんどたこ足状になっていた


▼ようやく一の鳥居が見えてきたあとは林道を1時間近く歩くだけだ


▼今回の宿は足尾市街にある古民家をリフォームした一戸建てのゲストハウスで
 細かい配慮が嬉しい宿だった


▼出発前お世話になったゲストハウスにてお世話くださった都築さんとともに


▼舟石峠に向かう途中で見かけたクリンソウの群落


▼皆で車を下りてクリンソウ群落の撮影大会になってしまった


▼2日目は本来は足尾アルプスのだったが午後からは雨の予報で急遽備前楯山に変更した


▼舟石峠駐車場と山頂の中間尾根にてグリーンシャワーを浴びて一休み


▼頭上のまだ咲ききらないヤマツツジの下を通る


▼松の根元を抱くサラサドウダンの根


▼あッというまに庚申山の頂上に到着です


▼そして日光の山々を眺めながら展望台山頂にて


▼足尾銅鉱山の鉱毒によって無残な姿になった前山などを山頂から俯瞰する


▼日本百名山の最難関上位ともなってしまった皇海山を遠望する


▼帰路はサラサドウダンの落花を恐る恐る踏みしめながら


▼無事登山口の舟石峠駐車場に戻ってきました、まだ時間が早いので
 足尾銅山観光を見学して帰ることにした


▼先ずはトロッコ電車で坑道内展示へ向かうが駅にはユニークな
 堀大工が展示されていた


▼トロッコで時代別展示の坑道内へと進む、負の遺産はあるが
 内部では近代化へ導いた銅山の一部を垣間見られる

▼手に持っているのは一両相当の一文銭4000枚だ重さは約12㎏ある(*_*)


▼帰路ついでに渡良瀬鉄道の足尾駅に立ち寄った


▼昼食は足尾の食事処ないとうでラーメンを頂く


▼コウシンソウやヤマツツジなどの庚申山周辺の花々

■2025年6月9日(月)~10日:1泊2日

須賀川市のリベンジ笠ヶ森山

■2025年6月14日(土):昨年の秋に計画したが、道路工事のために
 中止となったリベンジです!!


▼登山口は数台しか駐車スペースが無く遠方に駐車した

▼キモチの良い登山道(^^♪


▼あいにくの天気で(*_*) 


▼スゴ((+_+))咲いたら見事な紫色の世界になるトリカブトの大群落


▼にわとり峠


▼ここから山頂まで急登が続く( ;∀;)


▼こんな花々も!

 
▼山頂はアンテナが場所を陣取っている


▼きれいに整備されている登山道

 
▼下山口は何本かの沢を渡る


▼ハーイお疲れ様でした、あいにく最後に雨になりましたが
 皆さん元気に歩けました、
 

JR鈍行列車で行くユックリ鉄旅//只見、新潟編

■2025年6月8日(日)~12日:乗降客の減少で存続危ぶまれる
 地方の鉄道( ;∀;)
 今のうちに乗っておかないといつ廃線になっちゃうか?

 3月予定であったが今年の豪雪で只見線の開通遅れ、今になり
 都合悪い人も多発だ( ;∀;)

 今回は只見線、上越線、信越本線、越後線、弥彦線、磐越西線の6線を
 3泊4日で回ってきました。


▼出発は会津若松駅です
 ここから終点の小出(魚沼市)までは一日3本の直通があります

▼駅舎には只見線のポスターが各所!!チカラの入れ方が伝わる



  
▼2両編成で今日は日曜なので恐らく混雑、早めに入場する


▼ホームで待つ間、すぐ近くの民家からモクモク{火事だ!!



▼案の定立っている人も(*_*)

▼絶景の風景を見ながらゴトゴトとノンビリ進む


▼この駅では温泉客のお迎えに来るサービスが有るんだ!


▼昔の民家が立ち並ぶノンビリとした時間が流れる(^^♪


会津川口駅では30分以上の待合せ時間が有るので乗客は降りて
お土産、名物のパンや菓子を買い求めるT


▼ユッタリとした時間が流れる


▼「会津のマッターホルン」会津蒲生駅です


▼やっと只見に着きました、会津若松を出発して3:10分掛かりました。


▼県境の長いトンネルを越えてようやく新潟県に入りました
 そうそう日本二百名山の守門岳、浅草岳の時に通りました(^^)/

▼新潟県魚沼市に入ると一変して風景が変わる
 広々とした水田、これが越後コシヒカリの名産地と住宅の1階は
 大雪対策のコンクリート作りです

▼終点の小出に到着17:47分だから約4,5時間掛かった
 町の真ん中を一級河川の魚野川が、信濃川の支川で水量はスゴーィ

▼川の上流には「越後三山」が望める(^^♪ 1泊目はここ小出だ!!


▼小出駅から朝イチの上越線、長岡行きに乗る
 朝の通学で学生がイッパイ(^^)/

▼途中の宮内で信越本線に乗り換える


▼日本海に出た!!柏崎市だ

▼潮のニオイする日本海を眺めると南方向にきれいなトンガリの米山が!!
 そうか先週、雨飾山に行った時「米山SA」だ!!


 

▼日本海を越後線で北上し吉田駅で弥彦線に乗り換え「弥彦」到着だ!!


▼越後一宮の「おやひこさま」は何回も参拝しているが電車で
 来たのは初めて。「夏越(なごし)の祓」で災厄を祓う



▼折角なのでケーブルカーで山頂へ(^_-)-☆


▼2泊目は弥彦駅前のここにお世話になった


▼3日目は弥彦線、越後線を乗り継いで新潟市へ
 町の真ん中だがナント0m海抜だと!!


▼歌にも出てくる日本一の大河、信濃川にかかる306mの「萬代橋」を


▼信越本線、新津で磐越西線に乗り換え咲花へ


▼国道49号、高速磐越道からいつもここの温泉が目立つが
 泊まるのは初めて(^_-)-☆
 
▼温泉は緑色で、温度により変わるそうで、満足の宿でした

▼4日目は磐越西線を戻るだけです

▼会津盆地をゴトゴトと!!あー東には雄国山や古城ヶ峰が雄大に見える


▼磐越西線も2両編成です
 ナントか廃線だけは避けて欲しいです



*お疲れ様でした。「鈍行列車の旅」はラクチンかと思いましたが
 電車の階段の乗り降りなどで結構歩きました((+_+))

越後側からトライする日本百名山の雨飾山1,963m

■2025年6月2日(月)~4日:今回は新潟県の最南部、糸魚川市からの
 チャレンジです。



▼日本百名山を目指す山旅、今回は雨飾山で前日の足慣らしは戸倉山だ!!

▼戸倉山のコース途中から眺めた雨飾山


▼戸倉山は昔の交易路の塩の道と登山道が重複する部分もある


▼白池付近から見上げた戸倉山の山頂部


▼白池越しに眺めた雨飾山


▼塩の道でもある白池畔には休憩舎とトイレ舎が立っている


▼白池から新潟の秘境のひとつの海谷山塊の駒ケ岳から鬼ヶ面山・鋸岳の険しい
 稜線を眺める


▼林内はブナ美林の雰囲気ある佇まいを醸している


▼角間池畔にもトイレ舎が立っている


▼静かな水面を見せる角間池


▼豪雪に抗らうように生きているブナのイイスね(笑)


▼山頂手前の尾根の開けたところから見渡した白馬連峰



▼雨飾山と焼山をバックに戸倉山の山頂にて(^^♪


▼戸倉山山頂から眺めた海谷山塊の駒ケ岳から鋸岳への稜線


▼戸倉山の山頂から眺めた明星山



▼ヤマツツジが彩を添える尾根を下降する


▼白池から帰路は車道伝いで、無事登山口に着きました


▼宿へ向かう途中から眺めた戸倉山


▼今回の山旅二泊お世話になった雨飾山荘さんはよく知られた都忘れの湯が良かった



▼早朝宿を出て梶山薬師さまのお堂の前を通るが安全を祈願する


▼薬師尾根の見晴らし台から眺めた鋸岳


▼一ぷく処の直下にかけられた長いアルミ梯子を登る


▼ショウジョバカマが斜面を埋め彩を添えていた


▼薬師尾根も上部に行くに従い新緑最前線が美しくなる


▼中ノ池からは雪壁の急坂となり足元ヒヤヒヤの慎重な登りとなっていた( ;∀;)


▼山頂直下に残るぶ厚い残雪


▼山頂横のピークには石祠や石仏が幾体も奉られていた


▼やっとやっとその山頂に立てました、悪条件下の中皆様お疲れさまでした(^^♪



▼下降途中で見た雲の中に漂う鋸岳


▼ロープだよりに無事中ノ池まで下りてこられた、よく見るとかなり急峻だなこの斜面((+_+))


▼一ぷく処から眺めた西尾根


▼薬師尾根の最低鞍部まで下りてきました、後は斜面を20分ほど下りてゆくのみ


▼雨飾山荘さんは登山口に立っており豪雪地であることからかなり堅牢堅固な造りとなっている



▼宿を立つ朝、二泊お世話になった雨飾山荘の玄関にて菅野さんと一緒に一枚


▼最終日はせっかくなのでフォッサマグナパークへ入口付近から大糸線と
 根知駅越しに白馬連山を眺める


▼フォッサマグナパーク遊歩道から見上げた白馬岳と小蓮華岳



▼西日本と東日本を分けているフォッサマグナの境目が見られる断層露頭


▼国指定の天然記念物の糸魚川ー静岡構造線(フォッサマグナ)
 西日本と東日本の境目に立って


▼遊歩道上から見上げた海谷山塊の主峰の駒ケ岳


▼フォッサマグナパーク遊歩道からは一部しか見学できないが車石(日本最大級の枕状溶岩)(*_*)


▼フォッサマグナパーク遊歩道の終点の仁王堂付近に露出している枕状溶岩の露頭


▼露岩帯の枕状溶岩の前で



▼帰る道すがらフォッサマグナミュージアムにも立ち寄り巨大なヒスイや地球の
 歴史に触れてから帰路に就いた


▼帰路途中のサービスエリアにてソフトクリームを頬張る(^^♪


▼戸倉山と雨飾山に咲く花々



*大変お疲れ様でした。

船で行く日本海に浮かぶ、新潟県粟島へ!!

■2025年5月27日(火)~29日:数年前の8月に訪れるプラン
 を立てたが民宿が満員で実施できなかった。

 人口どの位の島なんだろう?
 えーナント 333人ですって!!(今年1月現在で)そんな粟島!!
 タップリと人の優しさに触れてきました。



▼島旅粟島へ船の出航が午後なのでその前に足慣らしに標高86mの蒲田山丘陵へ
 道玄池県民いこいの森から歩き出す

▼登り出し辺りはよく整備された児童公園口から歩き出す次第に草に覆われ出す


▼山頂部から下りてほぼ星形に入り組んだ鱸ヶ池(すずきがいけ)の
 周りを一周するようになぞる

▼農業用水として整備された池の蒲田口の大堰堤上で楽しいランチタイムとした


▼鱸ヶ池はかなり入り組んでおり見える範囲は限られている


▼腹ごしらえも済みさあー元気に歩き出すぞー


▼児童公園口に戻ってきました愛嬌ある恐竜とともに!(^^)!



▼我々を乗せて粟島へと運んでくれる654トンのフェリーあわしま丸


▼青空のもと乗船開始だ


▼船上から眺めたまだ残雪豊富な飯豊連峰


▼フェリーは航跡を描いて岩船港を離れる


▼あまりの心地よさに備えられているゴザを敷いて甲板でひと眠り((+_+))


▼目の前に粟島が見えてきた接岸準備をするスタッフ


▼島内での宿は内浦の粟島港から歩いても行ける通年民宿の治郎作さんにお世話になった



▼朝食を頂き宿前の縁石に座り歩き出す準備をする


▼約45分ほど車道歩いて高度を上げるが暑い、日陰でしばし休憩を取る


▼車道を離れて山道に入ると小柴山に立つ灯台までの長い階段が待ち受ける


▼山頂直下の展望地から俯瞰した粟島港と宿のある内浦


▼島最高峰の小柴山の山頂に立つ灯台が見えてきました


▼灯台のほかにも山頂には立てられていた


▼小柴山とマジックインキで小さく書かれた古い標柱を囲んで皆さんと笑顔の撮影


▼下山も長いコンクリの階段を伝って下降


▼灯台入口へと下りてきました後は車道伝いとなるが暑い


▼日陰となっている灯台入口バス停にてひと休み


▼電波塔群の手前で見渡す青い海原


▼稜線に立ち並ぶ電波塔に着くと舗装路の車道は途切れ山道のパノラマ新道に入ってゆく


▼山道に入ると両側から覆い被さるような高さ5mはあろうシノダケの
 トンネルを通り抜ける


▼おーい、ぶら下がると枝が折れるぞー(笑)


▼ふたつ目のシノダケのトンネルを通り抜ける


▼樹林の切れ間の展望台から眺めた青い海原と下山地の牧平


▼パノラマ新道の牧平入口に到すると後は舗装された車道歩きとなる


▼山中ながら車道途中には開けたヘリポートらしきものがつくられていた


▼大きな道路に出る前に木陰でランチタイムだ


▼大きな道路に出ると間もなく本州を眺めながら海岸沿いを伝う


▼宿への途中で内浦地区の発電所をのぞく


▼宿の前で途中で摘んできたノビルを全員で手分けして食べられるように処理する(笑)


▼宿の前の縁石に腰を下ろしさわやかな風にまったりとビールなんぞを頂く(^_-)-☆


▼午後から開く粟島自慢の温浴施設『漁火温浴おと姫の湯』にて入浴する


▼粟島港船着き場の公園に設置されていた国土地理院の電子基準点


▼宿はさすがに漁師民宿だけあって食べきれないほどの魚尽くしだった(^^)/


▼宿を発つ前に宿前にて全員で一枚パチリ(^^♪


▼我々を待っていた粟島航路のフェリーあわしま丸


▼いよいよ乗船開始となり楽しかった粟島に別れる時が来た


▼航跡を引いて青い海原にあわしま丸が滑り出す


▼前方に真っ白い雪をまだ頂く飯豊連峰がまじかに見え出すと岩船港は間もなくだ


▼上陸したならまずは岩船港近くの海産物屋さんでお土産を買い求める


▼まだ時間がたっぷりあるので村上市街にある村上城址の臥牛山を訪ねてみることに


▼村上城址の臥牛山から見下ろす村上市街地


▼標高わずか135mの臥牛山の山頂にて


▼粟島などに咲いていた花々



*お疲れ様でした、わずか1,5時間の船旅でしたが心はナンカ
 遠い島に飛んでいました、サイコー(^^)/
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