あだたら登山学校・東北の山旅
東北の山旅と山岳ガイド// 〒969-1103福島県本宮市仁井田字下ノ原28-73 eメール yamatabi@cameo.plala.or.jp
プロフィール
JMGA/東北マウンテンネットワーク所属
特に自然豊かな東北の山岳をご案内いたします
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北沢峠をベースに甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳へ!!
■2025年6月16日(月)~19日:たまには南アルプスに
チャレンジです。
前回の南アルプス甲斐駒は黒戸尾根からの挑戦だったが今回は北沢峠から
甲斐駒と仙丈ヶ岳の2座にチャレンジしました
▼先ずは戸台パークからバスにて峠へ
▼今回の宿は北沢峠の甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳の中間に立つこもれび山荘さんに
3泊お世話になった
▼先ずは甲斐駒で日帰りなので日の出前から歩き出す
▼樹林の隙間から見る仙丈ヶ岳の朝焼けの山肌
▼樹林を抜け出四合目の双児山付近まで登れば眼下の平野部などが見渡せる
▼4合目の双児山を足下に六合目の駒津峰を目指す
▼ガスが途切れだし現れてきた甲斐駒ヶ岳を駒津峰付近から見上げる
▼駒津峰を越えるとだんだん岩場が現れピッチは遅くなってくる
▼難所の六方石の通過
▼鳳凰三山への縦走ルートとなっている栗沢山とアサヨ峰を眺める
▼直登ルートの途中から眺めた一般は足を踏み入れることができない鋸岳
▼岩場のクサリ場など難所が連続する直登ルートに挑む
▼難儀の末辿り着きました甲斐駒ヶ岳の山頂です!(^^)!
▼帰路は初心者向きの巻道を下るが眼下の摩利支天へと有志で足を運ぶ
▼駒ケ岳の南斜面は花崗岩の大スラブとなっている
▼駒ケ岳の南稜線にそそり立つ岩峰
▼摩利支天の山頂にて!(^^)!
▼摩利支天から眺めたオベリスクそそり立つ鳳凰三山
▼巻道から眺めた明日登予定の仙丈ケ岳
▼六方石付近から眺めた北岳と間ノ岳
▼六方石から見渡す中央アルプス
▼六方石から鋸岳越しに眺める北アルプスの槍穂高連峰
▼六方石付近から仰望する甲斐駒ヶ岳の直登ルート
▼駒津峰からみた鳳凰三山と富士山
▼駒津峰から鳳凰三山とアサヨ峰、北岳、間ノ岳の最後の眺めを満喫して
仙水峠へ下山する
▼樹林に潜り込む寸前に見上げた摩利支天従えた駒ケ岳
▼駒津峰から仙水峠までは樹林の中の急坂をひたすら下降する
▼降り立った仙水峠は一面の岩塊の海だった
▼緩やかな下降に変わり樹林に再び潜るころ地衣類のミヤマハナゴケの
大群落が見られた
▼あまりの暑さに途中の小屋の仙水小屋の水をがぶ飲みした
▼仙水小屋の下からは幾度か丸木橋を渡る
▼長衛小屋の前に出ると間もなく泊り場の小屋に帰り着く
▼二日間とも朝食は同じ内容の美味しいお弁当だった
▼次日は仙丈ケ岳にチャレンジだ、また早朝から歩き出す
▼所々に今は使われていない水道の大きなジョイントが見られた
▼木々の間から差し込む朝日を浴びて一休みする
▼視界が開けだし昨日下りてきた仙水峠を眺める
▼小仙丈ケ岳から眺めた仙丈ケ岳の山頂部
▼小仙丈ヶ岳から眺めた塩見岳と荒川三山や赤石岳など
▼小仙丈ケ岳から眺めた小太郎山越しの富士山
▼小仙丈ケ岳からの鋸岳と蓼科山と八ヶ岳
▼足元に出てきたライチョウだが足環を付けているところを見ると
観察中のライチョウのようだ
▼山頂付近から眺めた昨日踏んだ甲斐駒ヶ岳
▼山頂直下から俯瞰した仙丈小屋立つ薮沢カールと遠く鋸岳
▼真っ青な大晴天下の仙丈ケ岳に到着です(^_-)-☆
▼山頂から下降途中の雪渓だがアイゼンは不要なほど雪は緩んでいた
▼帰路は眼下に仙丈小屋と前方に甲斐駒ヶ岳を眺めながら薮沢カールを
周回するように下山する、
▼薮沢カールから仙丈小屋の直下に湧き出ている清冽な湧き水
▼薮沢カール越しに見上げた綺麗なスカイラインを描く仙丈ケ岳の山頂部
▼馬の背ヒュッテを越すと薮沢源頭部の渡渉が待っている
▼幾本か雪渓を横切り五合目の大滝ノ頭で往路と交わる
▼峠に無事下山してきましたこれで百名山2座ゲットです(^_-)-☆
▼戻ってきた泊り場のこもれび山荘の前にて(^^♪
▼帰る日の朝はゆっくりと宿の朝食を頂いた
▼帰る日の朝、10時のバスを待つ間北沢峠周辺を散策するまずは
こもれび山荘前のクリンソウ咲揃う池だ(^^♪
▼この池咲いたばかりのクリンソウが水没しており水中花になってしまっていた
▼入口から徒歩3分の北岳みはらし台にて
▼北岳みはらし台から眺めた北岳
▼甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳に咲いていた花々など
ーーーーーーーーーご案内ーーーーーーーーーーーー
*8月12日(火)~15:日本百名山,花の百名山の黒部五郎岳2,840mへ
チャレンジしませんか?
美しいカールを持った絶景を3泊4日で堪能します
*コース 折立~太郎平小屋~北ノ俣岳~黒部五郎岳~奥飛騨温泉
お問合せ あだたら登山学校 安部孝夫
☏ 090-2028-9077
✉ yamatabi505155@gmail.com
希産種コウシンソウを訪ねて足尾の庚申山1,892mへ
例年5月下旬頃から咲き始め、小さな可憐な花を咲かせています。
国内でも珍しい食虫植物で、特別天然記念物に指定されています。
▼コウシンソウ求めてしばらくぶりの庚申山へ、銀山平へ向かう途中で
クマが横切り斜面を駆け上がっていった((+_+))
▼ゲートから10分ほど歩くと丸石沢の二段の滝が見えてくる
▼林道途中で見られる天狗の投石
▼林道も約1時間余りで一の鳥居で山道の参道に入る
▼参道には磐裂神社から庚申山までの114丁に文久三年建立の丁目石が置かれている
▼参道は水ノ面沢の清流を何度も跨いで高度を上げる
▼サルと猟師とその娘の悲話があったと伝えられている鏡岩〈孝子別れの処〉
▼見ようによっては見えなくもない夫婦蛙岩
▼両側からの岩が狭まり間を通り抜けねばならない仁王門
▼何となく石段の参道らしくなってくると間もなく猿田彦神社跡の広場に飛び出る
▼猿田彦神社跡からは5分ほどで庚申山荘に出るが現在庚申山荘は傷みが大きく利用不可
▼庚申山荘前のベンチで昼食を済ませて大岩壁沿いに庚申山を目指す
▼オーバーハングになっている岩壁にはいっぱいの雪割草がアクセントとなっていた
▼潜り抜けられるようになっている初の門を通り抜ける
▼初の門の上部は鉄バシゴがいくつも現れる
▼展望の得られないコースだが2ケ所ほど見晴らしの良い展望地があった
▼設えられている階段は真ん中が固定されサイドのバーをもって上るタイプだ
▼一の門は頭上に大きな岩が挟まったチョークストーンとなっている
▼上部に行くとまだシロヤシオ(ゴヨウツツジ)が清楚な白い花を咲かせていた
▼どれどれどれがコウシンソウかな、ユキワリソウ目移りしてわかり難いなぁ~
▼ありましたお目当てのコウシンソウが、この付近のエリアだけに咲く希産種だ(^^♪
▼ユキワリソウとコウシンソウが混在して咲く岩壁の前にて(^^♪
▼せっかくここまで来たんだ庚申山の山頂も踏んでおくか(^_-)-☆
▼このコース登るより下降が難路となっており慎重を要する
▼初の門の狭い岩場のハシゴの通過
▼初の門の岩戸潜りにて
▼圧し掛かるようにせり出す大岩壁
▼岩壁に息づくユキワリソウの群落に目を奪われ歩が進まないやぁ~
▼硬い岩山なのか木の根がほとんどたこ足状になっていた
▼ようやく一の鳥居が見えてきたあとは林道を1時間近く歩くだけだ
▼今回の宿は足尾市街にある古民家をリフォームした一戸建てのゲストハウスで
細かい配慮が嬉しい宿だった
▼出発前お世話になったゲストハウスにてお世話くださった都築さんとともに
▼舟石峠に向かう途中で見かけたクリンソウの群落
▼皆で車を下りてクリンソウ群落の撮影大会になってしまった
▼2日目は本来は足尾アルプスのだったが午後からは雨の予報で急遽備前楯山に変更した
▼舟石峠駐車場と山頂の中間尾根にてグリーンシャワーを浴びて一休み
▼頭上のまだ咲ききらないヤマツツジの下を通る
▼松の根元を抱くサラサドウダンの根
▼あッというまに庚申山の頂上に到着です
▼そして日光の山々を眺めながら展望台山頂にて
▼足尾銅鉱山の鉱毒によって無残な姿になった前山などを山頂から俯瞰する
▼日本百名山の最難関上位ともなってしまった皇海山を遠望する
▼帰路はサラサドウダンの落花を恐る恐る踏みしめながら
▼無事登山口の舟石峠駐車場に戻ってきました、まだ時間が早いので
足尾銅山観光を見学して帰ることにした
▼先ずはトロッコ電車で坑道内展示へ向かうが駅にはユニークな
堀大工が展示されていた
▼トロッコで時代別展示の坑道内へと進む、負の遺産はあるが
内部では近代化へ導いた銅山の一部を垣間見られる
▼手に持っているのは一両相当の一文銭4000枚だ重さは約12㎏ある(*_*)
▼帰路ついでに渡良瀬鉄道の足尾駅に立ち寄った
▼昼食は足尾の食事処ないとうでラーメンを頂く
▼コウシンソウやヤマツツジなどの庚申山周辺の花々
須賀川市のリベンジ笠ヶ森山
中止となったリベンジです!!
▼登山口は数台しか駐車スペースが無く遠方に駐車した
▼キモチの良い登山道(^^♪
▼あいにくの天気で(*_*)
▼スゴ((+_+))咲いたら見事な紫色の世界になるトリカブトの大群落
▼にわとり峠
▼ここから山頂まで急登が続く( ;∀;)
▼こんな花々も!
▼山頂はアンテナが場所を陣取っている
▼きれいに整備されている登山道
▼下山口は何本かの沢を渡る
▼ハーイお疲れ様でした、あいにく最後に雨になりましたが
皆さん元気に歩けました、
JR鈍行列車で行くユックリ鉄旅//只見、新潟編
■2025年6月8日(日)~12日:乗降客の減少で存続危ぶまれる
地方の鉄道( ;∀;)
今のうちに乗っておかないといつ廃線になっちゃうか?
3月予定であったが今年の豪雪で只見線の開通遅れ、今になり
都合悪い人も多発だ( ;∀;)
今回は只見線、上越線、信越本線、越後線、弥彦線、磐越西線の6線を
3泊4日で回ってきました。
▼出発は会津若松駅です
ここから終点の小出(魚沼市)までは一日3本の直通があります
▼駅舎には只見線のポスターが各所!!チカラの入れ方が伝わる
▼2両編成で今日は日曜なので恐らく混雑、早めに入場する
▼ホームで待つ間、すぐ近くの民家からモクモク{火事だ!!
▼案の定立っている人も(*_*)
▼絶景の風景を見ながらゴトゴトとノンビリ進む
▼この駅では温泉客のお迎えに来るサービスが有るんだ!
▼昔の民家が立ち並ぶノンビリとした時間が流れる(^^♪
会津川口駅では30分以上の待合せ時間が有るので乗客は降りて
お土産、名物のパンや菓子を買い求めるT
▼ユッタリとした時間が流れる
▼「会津のマッターホルン」会津蒲生駅です
▼やっと只見に着きました、会津若松を出発して3:10分掛かりました。
▼県境の長いトンネルを越えてようやく新潟県に入りました
そうそう日本二百名山の守門岳、浅草岳の時に通りました(^^)/
▼新潟県魚沼市に入ると一変して風景が変わる
広々とした水田、これが越後コシヒカリの名産地と住宅の1階は
大雪対策のコンクリート作りです
▼終点の小出に到着17:47分だから約4,5時間掛かった
町の真ん中を一級河川の魚野川が、信濃川の支川で水量はスゴーィ
▼川の上流には「越後三山」が望める(^^♪ 1泊目はここ小出だ!!
▼小出駅から朝イチの上越線、長岡行きに乗る
朝の通学で学生がイッパイ(^^)/
▼途中の宮内で信越本線に乗り換える
▼日本海に出た!!柏崎市だ
▼潮のニオイする日本海を眺めると南方向にきれいなトンガリの米山が!!
そうか先週、雨飾山に行った時「米山SA」だ!!
▼日本海を越後線で北上し吉田駅で弥彦線に乗り換え「弥彦」到着だ!!
▼越後一宮の「おやひこさま」は何回も参拝しているが電車で
来たのは初めて。「夏越(なごし)の祓」で災厄を祓う
▼折角なのでケーブルカーで山頂へ(^_-)-☆
▼2泊目は弥彦駅前のここにお世話になった
▼3日目は弥彦線、越後線を乗り継いで新潟市へ
町の真ん中だがナント0m海抜だと!!
▼歌にも出てくる日本一の大河、信濃川にかかる306mの「萬代橋」を
▼信越本線、新津で磐越西線に乗り換え咲花へ
▼国道49号、高速磐越道からいつもここの温泉が目立つが
泊まるのは初めて(^_-)-☆
▼温泉は緑色で、温度により変わるそうで、満足の宿でした
▼4日目は磐越西線を戻るだけです
▼会津盆地をゴトゴトと!!あー東には雄国山や古城ヶ峰が雄大に見える
▼磐越西線も2両編成です
ナントか廃線だけは避けて欲しいです
*お疲れ様でした。「鈍行列車の旅」はラクチンかと思いましたが
電車の階段の乗り降りなどで結構歩きました((+_+))
越後側からトライする日本百名山の雨飾山1,963m
チャレンジです。
▼日本百名山を目指す山旅、今回は雨飾山で前日の足慣らしは戸倉山だ!!
▼戸倉山のコース途中から眺めた雨飾山
▼戸倉山は昔の交易路の塩の道と登山道が重複する部分もある
▼白池付近から見上げた戸倉山の山頂部
▼白池越しに眺めた雨飾山
▼塩の道でもある白池畔には休憩舎とトイレ舎が立っている
▼白池から新潟の秘境のひとつの海谷山塊の駒ケ岳から鬼ヶ面山・鋸岳の険しい
稜線を眺める
▼林内はブナ美林の雰囲気ある佇まいを醸している
▼角間池畔にもトイレ舎が立っている
▼静かな水面を見せる角間池
▼豪雪に抗らうように生きているブナのイイスね(笑)
▼山頂手前の尾根の開けたところから見渡した白馬連峰
▼雨飾山と焼山をバックに戸倉山の山頂にて(^^♪
▼戸倉山山頂から眺めた海谷山塊の駒ケ岳から鋸岳への稜線
▼戸倉山の山頂から眺めた明星山
▼ヤマツツジが彩を添える尾根を下降する
▼白池から帰路は車道伝いで、無事登山口に着きました
▼宿へ向かう途中から眺めた戸倉山
▼今回の山旅二泊お世話になった雨飾山荘さんはよく知られた都忘れの湯が良かった
▼早朝宿を出て梶山薬師さまのお堂の前を通るが安全を祈願する
▼薬師尾根の見晴らし台から眺めた鋸岳
▼一ぷく処の直下にかけられた長いアルミ梯子を登る
▼ショウジョバカマが斜面を埋め彩を添えていた
▼薬師尾根も上部に行くに従い新緑最前線が美しくなる
▼中ノ池からは雪壁の急坂となり足元ヒヤヒヤの慎重な登りとなっていた( ;∀;)
▼山頂直下に残るぶ厚い残雪
▼山頂横のピークには石祠や石仏が幾体も奉られていた
▼やっとやっとその山頂に立てました、悪条件下の中皆様お疲れさまでした(^^♪
▼下降途中で見た雲の中に漂う鋸岳
▼ロープだよりに無事中ノ池まで下りてこられた、よく見るとかなり急峻だなこの斜面((+_+))
▼一ぷく処から眺めた西尾根
▼薬師尾根の最低鞍部まで下りてきました、後は斜面を20分ほど下りてゆくのみ
▼雨飾山荘さんは登山口に立っており豪雪地であることからかなり堅牢堅固な造りとなっている
▼宿を立つ朝、二泊お世話になった雨飾山荘の玄関にて菅野さんと一緒に一枚
▼最終日はせっかくなのでフォッサマグナパークへ入口付近から大糸線と
根知駅越しに白馬連山を眺める
▼フォッサマグナパーク遊歩道から見上げた白馬岳と小蓮華岳
▼西日本と東日本を分けているフォッサマグナの境目が見られる断層露頭
▼国指定の天然記念物の糸魚川ー静岡構造線(フォッサマグナ)
西日本と東日本の境目に立って
▼遊歩道上から見上げた海谷山塊の主峰の駒ケ岳
▼フォッサマグナパーク遊歩道からは一部しか見学できないが車石(日本最大級の枕状溶岩)(*_*)
▼フォッサマグナパーク遊歩道の終点の仁王堂付近に露出している枕状溶岩の露頭
▼露岩帯の枕状溶岩の前で
▼帰る道すがらフォッサマグナミュージアムにも立ち寄り巨大なヒスイや地球の
歴史に触れてから帰路に就いた
▼帰路途中のサービスエリアにてソフトクリームを頬張る(^^♪
▼戸倉山と雨飾山に咲く花々
*大変お疲れ様でした。