あだたら登山学校・東北の山旅

 東北の山旅と山岳ガイド// 〒969-1103福島県本宮市仁井田字下ノ原28-73 eメール yamatabi@cameo.plala.or.jp

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安部 孝夫
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登山ガイドです
JMGA/東北マウンテンネットワーク所属
特に自然豊かな東北の山岳をご案内いたします

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カラムシを運んだ昭和村の吉雄峠、美女峠

■2021年12月7(火)~8日:12月に入りいよいよ紅葉も
 終わり当校も「冬期プラン」に入りました。
 バックカントリーの雪山や「どうしても寒いのは苦手」という人
 向けに温暖な房総、伊豆など、、、多彩です。

 トップの今回は昭和村の2つの峠道!! 「歴史街道」です。

▼まずは雪の吉尾峠へ、幾度も沢を渡り返す

▼今年からか整備されていた

▼峠が近づくと急路となり沢に刻まれた階段を伝う


▼峠は只見町と昭和村の境となっており山の神の社が鎮座している
▼山の神の社を背に峠にてハーイパチリ

▼帰路も往路を戻るのだが雪があり緊張の連続だ


▼無事吉尾峠入口に到着

▼本日二つ目のコースは美女峠、コース途中のイノシシの
 掘り返しが凄まじい

▼雪に埋もれた林道をひたすら詰めてゆく

▼前方に爼倉山が整った姿を見せるとコースは平坦路となる

▼高姫清水が現れると美女峠頂上は近い



▼昭和村と三島町をつなぐ美女峠の頂上にて

▼無事歩き出し点の林道入り口に帰還する

▼今回の宿は評判の良い昭和温泉のしらかば荘、夕食時に
 お天気祭りをやったのだが次日は残念ながら雨( ;∀;)


▼2日目は雨で高館山をやめて道の駅三昧だ、まずは
 金山町の玉梨のとうふ屋さんへ


▼道の駅あいづでは偶然にもこの夏お世話になった
 飯豊本山小屋管理人の金子さんと再会

▼昼食は道の駅猪苗代湖でおそばを頂く

▼道の駅猪苗代で頂いた鴨南蛮つけ麺

▼帰路は御霊櫃峠経由で帰ったが途中カモシカに遭遇
 ごめんカモシカさん(笑)


*この歴史街道は会津若松市から銀山峠~石神峠~美女峠
 宿場の有った昭和村野尻~吉尾峠、そして只見町の布沢、小林
 に至る約72kmの街道です。

 更に只見からその先は八十里峠を越え越後に通じる重要な
 街道だったのでしょう。
 越後からは生活に欠かせない塩や食料
 会津からは昭和村のカラムシなどがこの道を通りました。

*昭和村の古い歴史をみると・・・
 「この辺りは雪が深い為、作物が育ちにくいがカラムシと
 言う麻に似た植物作っている~
 3年過ぎると糸にして・・・安い物ではない」
 それがこの峠を越え、越後の小地谷市に出荷されて反物
 の小地谷ちじみになったのです。

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