あだたら登山学校・東北の山旅

 東北の山旅と山岳ガイド// 〒969-1103福島県本宮市仁井田字下ノ原28-73 eメール yamatabi@cameo.plala.or.jp

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安部 孝夫
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登山ガイドです
JMGA/東北マウンテンネットワーク所属
特に自然豊かな東北の山岳をご案内いたします

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みちのく潮風トレイル・第3弾/新地~亘理

■2021年11月20日(土)~21日:昨年の岩手県三陸、
 北山崎などに続き「みちのく潮風トレイル」の南側スタート
 地点の福島県側からが今回です
 
 新地町から亘理、山元町、角田市に跨るトレイルは太平洋や
 西に蔵王の山並みを眺めユッタリ歩く事ができ(^^)/

*初日 鹿狼山~鈴宇峠~御社壇往復

▼鹿狼山の登山口には山名にちなんで鹿と狼の石像が置かれている

▼太平洋岸の山は今頃紅葉が見ごろとなっている

▼山頂直下のサラサドウダンは鮮やかな色どりとなっていた

▼鹿狼山の山頂は南半分が芝生地で見晴らしは良い

▼鹿狼山は元旦の初日の出を拝する山としてよく知られて
 おり見晴らしは抜群に良い


▼山頂には太平洋を見下ろすように大山津見神を祀る祠が鎮座している

▼路傍でこんな古い地名の境界線杭を見つけた

▼ケヤキの森コースの分岐のあるベンチにて一休み

▼展望デッキから見た鹿狼山の山頂部

▼ケヤキの森コース分岐の木の枝に据え付けられていた巣箱

▼国際色豊かで陽気な外国からの人たちも登っていた

▼さすがに潮風トレイルでよく整備された歩道が続く


▼気温が高めなのか今頃ヤマツツジの花を多く見る

▼登山道横でたっぷりのナメコを見つけたが場所が場所だけに
 セシウムが気がかりで手が出なかった


▼登山道の状況は歩きやすく快適そのものだった

▼本日二座目は足を向ける人も希な五社壇に向かった、
 途中でまずはランチタイム


▼五社壇の山頂は植林ヒノキあすなろ林の中で見晴らしはすこぶる悪い

▼白いなまめかしい木肌が印象的なケヤキの林を見る

▼ケヤキのベンチに腰を下ろして

▼今回の宿は前回コロナでキャンセルした亘理町の鳥の海畔に
 立つ民宿浜まつさんにお世話になった、ごちそうの御パレードだった


*2日目:割山峠~四方山~深山~山元町深山山麓少年の森

▼二日目はみちのく潮風トレイルほぼ南端近い亘理丘陵の縦走

▼割山峠から入るのだが入口が分かりにくい案内板が
 なかったら絶対見落とす(>_<)


▼広大な砕石場の崖を見下ろすように立つ山神三社と馬頭観世音の
 二つの碑


▼みちのく潮風トレイルの本来のルートである愛宕沢からの
 コース分岐がある鴻ノ巣峠


▼コースは広大な採石場の上縁をしばらく通過する

▼伊達氏が相馬氏を夜を駆って攻めた夜討坂の鞍部


▼夜討坂の峠に置かれた山の神の碑

▼コース途中の黒森山の山頂から見渡した蔵王連峰と阿武隈川

▼一等三角点の置かれた黒森山(八方山)の山頂にて


▼今年の異常気象を裏付けるようにヤマツツジの狂い咲きが
 異様に多い


▼全方位見渡せるように円形の展望台が立っている四方山の山頂

▼四方山の展望台には3・11時の津波浸水域を示した標識が掲示
 されていた


▼四方山の展望台から桜の木越しに見渡した太平洋の大海原

▼四方山の展望台にて蔵王などの山並みを背景にパチリ


▼四方山からは車道を明通峠まで下り深山への山道へと再び取りつく

▼明通峠から一段登った雷神山のピークにてゆっくりと
 ランチタイムとする


▼お太鼓峠までくれば今回コースの最高点の深山まではあと100mほど

▼まずは三角点の置かれた深山の最高点にて記念撮影


▼次いで深山山頂に立つ鎮魂の鐘と多くの犠牲者を飲み込んだ太平洋背に




▼深山山頂から深山山麓少年の森へと下降するがいっぱいの
ナメコに思わず手が出てしまった(笑)

▼深山山麓少年の森に植えられていた大輪の皇帝ダリア(キダチダリア)
 
*みちのく潮風トレイルとは?
 青森県八戸市から福島県相馬市までの海岸線を中心に設定
 されるトレイルコースです。(約1千km)
 トレイルとは森林や里山、海岸、集落などを通る「歩く
 ための道」のこと

 歩くスピードで旅することで、日々姿を変えていく植物の
 芽吹き、色とりどるな花々の開花
 大自然に棲む野生動物の姿
 さまざまな自然と出会うことができます

 やませや津波などの自然の脅威、その地域に根ざした特有の
 文化、地元住民の温かなもてなし
 「人と自然」「人と人ととのつながり」を感じることが
 できます

 「未知との出会いを求めて歩き出しましょう」 
 
 環境省パンフより

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