あだたら登山学校・東北の山旅

 東北の山旅と山岳ガイド// 〒969-1103福島県本宮市仁井田字下ノ原28-73 eメール yamatabi@cameo.plala.or.jp

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

プロフィール

HN:
安部 孝夫
性別:
非公開
自己紹介:
登山ガイドです
JMGA/東北マウンテンネットワーク所属
特に自然豊かな東北の山岳をご案内いたします

ブログ内検索

最新コメント

[04/03 斉藤初美]
[09/05 野中文子]
[11/04 丸山吉子]
[11/02 齋藤初美]
[09/29 下住佐代子]

クラシックルートでもある尾瀬・スズヶ峰

■2023年5月1日(月)~3日:例年GWの尾瀬は景鶴山であったが
 今年は更に最奥部のスズヶ峰1,953mにチャレンジした。


▼GW恒例の残雪の尾瀬、日光経由で向かうが竜頭の滝を眺めて行く

▼鳩待峠から歩き出すが取り壊されることとなった鳩待山荘の前にてランチタイムを



▼鳩待峠から山の鼻へと前方に至仏山を見上げてすっかり雪のない木道を下りてゆく



▼湿原近くに下り立つともう愛らしいミズバショウが咲いていた



▼山の鼻が近づくと頭上にはこれが見られる、昨年はドングリが
 豊作だったようだ

▼今年は景鶴山をくスズヶ峰に変えて、まだたっぷり時間があるので下見に
 尾瀬研究見本園へと足を運ぶ


▼今年は本当に雪が少ない、原は一面地面が出ていた、こんなの2016年以来だ


▼尾瀬研究見本園の入り口に鎮座していた山の鼻十二山神の碑



▼本日の偵察を終えて入口の案内板でさらに確認


▼今回の宿は山の鼻に立つ山の鼻小屋に2泊お世話になった


▼朝起きたらうっすらと3センチほどの新雪が積もっていた( ;∀;)


▼昨日までとは打って変わって荒涼とした景観になってしまった


▼スズヶ峰へは山の鼻から猫又川沿いに上流へとさかのぼるが枝沢や激しく
 蛇行する部分があり高巻きが必須だ


▼太めの枝沢は雪がなく渡れないことから適度なところから小尾根に取り付き
 稜線へと向かった


▼尾根の開けたところに出ると昨年踏んだ景鶴山が見えてきた


▼小尾根は急坂が連続する


▼稜線に出ると熊さんのお食事処らしくおびただしい数の熊棚が見られた


▼毎年実を生らせるブナの木にはいっぱいの爪痕が付いていた


▼スズヶ峰への途中のピークの岳ヶ倉山(日崎山)への急坂を登る


▼こんな細いブナの木にも大きな熊棚がついていた


▼景鶴山と大白沢山を見渡せる岳ヶ倉山(日崎山)直下でタイムリミットと
 なり引き返した


▼小尾根は急なだけに割と短時間で猫又川の川べりに下りてこられた


▼小屋へ帰る途中の大きな枝沢のムジナ沢には太い倒木がかかり橋となっていた



▼尾瀬の秘境外田代が隠れている八海山(背中アブリ山)やカッパ山を眺める



▼尾瀬研究見本園まで戻り雪がなくて行けなかったスズヶ峰を見上げる、
 来年こそは!!


▼岳ヶ倉山(日崎山)とスズヶ峰をバックに来年こそはと誓い合う



▼至仏山をバックに尾瀬研究見本園内をゆっくりと山の鼻へと戻る

▼これもGW山の鼻の風物詩となったテント村、近年は小型のテントが多い


▼まだ小屋に入るには早いので天気もいいことだしブラーっと牛首の分岐
 まで足を延ばしてみる


▼残念ながら風があってスッキリした逆さ燧ヶ岳とはいかなかった


▼雪がなく全身が無造作にあらわになっていた牛首分岐の標柱


▼参考までに昨年の景鶴山へ登った時の分岐標柱


▼雪の内尾瀬ヶ原にて燧ヶ岳をバックに牛首分岐にて


▼よく晴れた至仏山を見上げながら山の鼻へと帰ってゆく


▼水中花ミズバショウ(^^♪


▼山の鼻小屋は皇太子さまもお泊りになった由緒ある山小屋で旅館に近い


▼お世話になった山の鼻小屋のスタッフさんとともに



▼最後までお見送りをしていただいた山の鼻小屋の女将さん


▼昨年造られた木道を踏んで帰りは登りだ


▼幾人かの歩荷さんとすれ違う((+_+))


▼尾瀬の風物詩ともなっている歩荷さんのおかげで我々は
 尾瀬で快適な生活が送れる


▼途中の枝沢の木の枝にできていた氷の芸術


▼無事鳩待峠に帰還、あとは温泉に入って帰るだけだ


▼日本百名山の皇海山を眺めながらゆったりと花咲の湯の露天風呂に浸かる


▼参考までに10年くらい前からの道標も貼っておく、一番雪が多かったのは
 2015年で最も少なかったのは翌年の2016年と今年だ



*年々、積雪が少なくなっているのか、それとも春先の高温で
 融雪のスピードが速いのか?
 何れにしても昔のような真っ白に埋まった尾瀬はナカナカ見れない
 のかも?


ーーーーーーーーこれから7月までのプランですーーーーーーーーーーー

5/30(火)~1:東北百名山の秋田焼山と十和田三山の白地山、戸来岳

(6月)
6(火)~7:「新潟・五頭連邦」松平山から菱ヶ岳~宝珠山の全山縦走
10(土)  :歴史探訪、今から130年前に噴火した磐梯山噴火口を訪ねる
13(火)~15:長野、新潟県境の「信越トレイルを歩く」春の部
19(月)~20:南会津の駒止湿原と高清水湿原の花々に逢いに!
26(月)~29:「北海道、日本百名山シリーズ、雄阿寒、雌阿寒岳」

(7月)
1(土)~2:宮城、山形県境の船形山(御所山)を最短ルートから

7(金)~9:岩手県の最高峰、岩手山をリフト3本乗継ぎ、コマクサ
     大群落の焼走り口への縦走
10(月)~12:古希を迎えても山が大好きシニアサポートで行く出羽三山
     (月山山頂までは行きません)
13(木)~14:刈田峯神社から一泊二日で行く蔵王古道
18(火)~20:北アルプス、大天井岳から常念岳への縦走
    22(土):日帰り、蔵王の不忘山
25(火)~28:当校恒例の北アルプス、槍ヶ岳へ(^^♪
30(日)~8/2:北アルプスの三大雪渓の白馬岳へ

*コロナでこの3年間、日本アルプスはガマンしていましたが再開です









コメント

この記事にコメントする
Name:
Title:
Mail:
URL:
Comment:
Password:
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Copyright©安部 孝夫, All Right Reserved.
Powered by : Ninja Blog
Template-Design : ガスボンベ