あだたら登山学校・東北の山旅

 東北の山旅と山岳ガイド// 〒969-1103福島県本宮市仁井田字下ノ原28-73 eメール yamatabi@cameo.plala.or.jp

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プロフィール

HN:
安部 孝夫
性別:
非公開
自己紹介:
登山ガイドです
JMGA/東北マウンテンネットワーク所属
特に自然豊かな東北の山岳をご案内いたします

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英国の女性旅行家イザベル・バードが歩いた峠道

◆2019年11月18日(月)~19日:越後、米沢を繋ぐ十三峠
 の足跡を辿る~雪に覆われる前の晩秋に・・・・

▼英国の女流旅行家イザベラバードの足跡を辿って、初日は黒沢峠へ
 
▼黒沢峠は古道残存度が最も高く石畳が延々と続いている

▼晩秋の落ち葉と石畳を踏んで黒沢峠へと

▼街道横にはキノコがちらほらと(^^)/

▼黒沢峠古屋敷跡付近から見た真っ白になった飯豊連峰

▼この街道が賑わってるころ茶屋や屋敷があった古屋敷跡

▼街道は晩秋だがまだ木々の色付きが残っていた

▼黒沢峠の街道には苔むす石畳が長く続いている

▼街道の頂点の黒沢峠

▼帰路は雪をかぶった飯豊連峰が見渡せる送電線鉄塔の下でランチとする


▼帰り道すがら茶目っ気を出し、豪雪地のブナの激しい根曲がり
 にまたがって~無邪気(^.^)

▼帰りは一旦車道に出る

▼この日後半は市野々側の鋭角に折れる石畳歩道を歩く

▼今回の泊りは飯豊連峰の懐深くに抱かれた飯豊温泉の梅花皮荘だ

▼越後米沢街道を歩く2日目は榎峠へ

▼榎峠の入口付近に建っている無名戦士の墓

▼秋の森の恵みを見つける(*^-^*)

▼榎峠に安置されている如意輪観音像

▼一旦大内淵側入口へと下り再び登り直して榎峠へと

▼榎峠頂点にて

▼榎峠無事入口に戻ってきました

▼下山後は当然ラーメンを、道の駅いいで「めざみの里にて地物の
 巨大マツタケまで売っていた」


**今年は「歴史の重さを感じる峠道」今年は各地を歩いてみました(^^♪
  7月:「西の熊野「東の湯殿」といわれる巡礼者の歩いた六十里越え
 10月:「映画化・司馬遼太郎の峠シリーズ/八十里越え・・台風で中止
 10月:松尾芭蕉の足跡を巡る・奥の細道「翁峠と山刀伐峠と銀山温泉」
 11月:熊野古道パートⅥ・伊勢路の曽根次郎坂・太郎坂~速玉神社
 11月:今回の越後米沢の十三峠


晩秋から冬へ!切り替わる安達太良山

◆2019年11月20日(水)~21日:だらだらと例年より遅い紅葉も
 いよいよ最後の見せ場を作ってくれています
   今日はガイド2人で来年に実施予定、新潟県の山のエスケープルート
 調査予定だったが林道の冬季閉鎖で、来年にする事にしたしたので
 空いてしまった"(-""-)"

▼家の近くから見た安達太良山、薄っすらと白くなっていました(^^♪
 そこで急に午後から~出かけました

▼大玉村周辺は未だ紅葉の色彩で(^^♪

▼13:00あだたらスキー場、2台のジムニーはくろがね小屋の管理人の。
 そうすると3台分しか入山していないので静かな山だろうね(^.^)

▼スキー場もオープン準備も終わって雪を待っている

▼烏川まで来ると真っ白な雪が(^^♪

▼14:40くろがね小屋まではダレにも合わず

▼ラッキー(^_-)-☆2組のお客様のみ・・・静かな夜を迎えられそう。
 予約ナシで行ったので食事はナシ( ;∀;)
 しかし売店には酒アリ~夜はいろいろ情報交換をタップリと
 (ダルマストーブが赤々と歓迎してくれ)

▼結局、後から関東からの4人組が来たが静かな貸切状態でした、酒も
 はかいき♬、7:30翌日はガスっていてそのまま下山した人もいて~ 

▼今シーズン初めての雪で(^_-)-☆真っ白な雪に私の踏み跡が~

▼赤布標識用の篠竹が数か所に荷揚げされていた、冬はこの目印で
 助かります、感謝です。(安達太良遭難対策協議会と読めます)

▼篭山辺りで青空が出て・・・ラッキー(真っすぐ下山せずヨカッタ)

▼9時です、山頂も姿を現し・・ダレもいない静かな山は良いですネ(^_-)-☆

▼雪の芸術です、エビの尻尾もでき始めていました

▼白が青空に合います(^^)/

▼冬になると登山道は無くなりますが、このような赤い目印が
 ポイント毎についているので安心です、しかし吹雪などで見えない
 時も有るので地図、コンパスなど基本的な使い方はマスターして
 お出で下さい


*夕べ同宿した関東からお出での4人も「くろがね小屋」が無くなる
 との事で来たとの事です。
 またこれからの土曜は全てチョー満員なそうです、さすが人気、歴史
 のある小屋ですね、当校のスノーシュー安達太良の行事もありますが
 小屋の予約を早速します。
 ------------------------------
 1月24日(金)~25日 登山道の無い安達太良山をスノーシューで!
           くろがね小屋泊
  *一般の人も参加できます お問合せ☎090-2028-9077
                   ✉yama-tabi50515@ezweb.ne.jp 
 ------------------------------

パートⅥ:熊野古道//伊勢路(三重、和歌山)

◆2019年11月13日(水)~16日:この季節が一番歩き易い恒例の
 世界遺産、熊野古道(^^♪今回で6回目です
 伊勢路は伊勢~熊野本宮まで約170km~一昨年の三重県尾鷲市
 に続き今回は熊野市をベースに歩いた(^_-)-☆

▼名古屋から紀勢本線で熊野市に着きました
 宿から眺める町の風景です、この川の下流100mはもう海です

▼2日目:熊野市駅から電車で賀田駅まで向かいます
 コースは「曽根次郎坂・太郎坂」です

▼天気は☀よさそうで(^.^)

▼古道は生活感が漂う住宅街のすぐそばも通っている

▼トイレは整備されているので女性も安心です
 世界遺産で外国人も多いので・・・・

▼苔むした登りに入る

▼手入れの行き届いたヒノキ林は静かで~ココロに染み渡る
 今日はダレとも会わない静かなトレッキング(^^♪

▼現地のガイドUさんは山伏の資格、カヌーもやるプロガイドの
 仲間だ、もう6年前から熊野古道ガイドをお願いしている

▼この峠が最高で305m(^_-)-☆

▼草鞋履き、みの傘姿~この峠で行き倒れた人を弔う新しい
 お供えものが何百年も続く・・・

▼二木島湾を眺めて休憩

▼青い海は穏やかで(^.^)

▼入り江は今、漁業、水産加工の建物が~昔はこの熊野灘周辺に
 熊野水軍がいて地の利を生かして活躍していたそうです

▼二木島駅前のベンチでランチタイムです(^^♪

▼地元のオバッチャンと交流・・・毎日カモにパンをやって
 いるそうで

▼世界遺産の獅子岩です、隆起と波の浸食で・・・
 ここも古道ルートの一部です

▼そして近くにある花の窟神社に・・日本最古の神社で//
 この岩がご神体で、しめ縄を張るのが素晴らしい行事

▼現地ガイドのUさんの詳しい説明に満足です

▼ツワブキが大満開・・・
 艶々な葉とイキイキした黄色が~元気を貰えて

▼3日目:七里御浜から高い防波堤を鬼ヶ城に向かう
 別チームは松本峠へ

▼まあ素晴らしい岩の芸術が延々1,2kmも続き大満足!(^^)!

▼ずーっと同じ所で立っている人が・・・まさか(-"-)
 余りの素晴らしいさに身も縛られて

▼手摺が整備されているが足元はシッカリとスニーカーで

▼熊野三山の一つ、新宮市の熊野速玉大社に参拝

▼近くにある神倉神社へ
 ここは速玉大社の摂社で参詣道の一部です、しかし急な石段
 538段を上がらないと(-"-)

▼ご神体の巨岩・ゴトビキ岩はスゴ( ;∀;)

▼古い石段は何百年も前のもので

▼東北では見られない背丈の小さなアサマリンドウが階段ワキに//
 伊勢市の朝熊山(アサマヤマ)で見つけられ 紀伊半島南部から
 南にみられるそうです(植物に詳しいkさんの解説です)


▼4日目:今日もいい天気になりますね!(^^)!
 ホテル5階からの朝日です

▼3泊目の宿は和歌山県の大地町・・・ここは日本の捕鯨の
 発祥地です、美味しい「お箸で頂くフレンチ料理」にチョットお腹が( ;∀;)

▼記念に皆さんで
 
▼ホテルに隣接している大地町営の「くじらの博物館」へ

▼いやはやスゴイです、何からナニまで鯨に関すること
 が全て(笑)

▼イルカのシヨーはスゴ見応えアリ

▼こんなくじらクンもいました「エサくれって!」

▼屋内の水族館もアリ

▼紀伊勝浦駅から「特急南紀」で帰途に!


*4日間、晴れてくれました、それも無風で・・・峠では
 涼しい風も吹いてくれて今年一番のトレッキング日和で感謝でした
 間もなく12月、今年最後の4日間遠征に多くの皆さん参加して
 貰い有難うございました、感謝です。
*来年も「熊野古道シリーズ」予定してます、5つの古道のうち
 何処になるのか?ご期待下さいね(^_-)-☆

大満足!(^^)! 「みちのく潮風トレイル」

◆2019年11月5日(火)~7日:「みちのく潮風トレイル」は2011年3月11日
 東日本大震災により大きな被害が太平洋沿岸の青森、岩手、宮城、福島
 などに及びました。
 その八戸市~福島県相馬市まで4県にわたる約1千kmのロングトレイル
 がプロジェクトとして環境庁などが策定し取組を進め「自然の中を歩くこと」
 により大震災の記憶として継承を目指すトレイルです

 今回は岩手県宮古市をベースに3日間歩きました
▼初日は☀黒森神社から市内、閉伊川沿いを道の駅みやこ
「シートピアなあど」を目指した

▼復興が急ピッチで進んでいます

▼ようやく閉伊川から海にでた

▼2日目、浄土ヶ浜ビジターセンターからスタートです

▼マリンブルーの海を眺めてキモチ良く歩く

▼朝早いので観光客はだれもいない

▼住宅地に津波がここまで押し寄せて犠牲者が(-"-)

▼同じ太平洋でもいわき市の海とは全く違う雰囲気だ
 繋がっているのに~

▼ハコめがねで何かを採っているのでしょう、アワビ、ウニ?

 
▼道標はシッカリされていて安心です、この他に
 テープでの目印が有ります

▼海岸線歩きだけでは無く山道もあり起伏も激しい
 ミネラルをたっぷり含んだ水が海へと~

▼カサカサ落ち葉を踏んで・・・紅葉は調度

▼ようやく海岸に出て疲れも吹っ飛ぶ(^^♪

▼沢を何本か渡るたびに急な登り下りが有り登山と同じだ

▼小さな橋は台風で殆ど流されていたがここだけは大丈夫(^^♪

▼さすが季節の彩りで小梨ズミは真っ赤に!

▼自然が残る中にルートが有ります、キモチ良い

▼2日目の宿は「休暇村・陸中宮古」平日ですが宿泊者は
 イッパイでさすが人気の宿です

▼3日目、ビジターセンターから臼木山コースへ

▼手入れの行き届いているこの山には各種の桜が見られる
 災害時の避難場所にもなっている

▼コケが青々とキモチの良いコース

▼蛸の浜へ

▼ハマユリ展望台の下に掘られたトンネルを浄土ヶ浜へ

▼カモメがお出迎え・・・アリガト(^^♪

▼館ヶ崎展望所へ

▼リアス式海岸を・・・正面は月山455m(山形の月山と同名で)

▼宮古港を一望できる素晴らしい場所です

▼新しい防波堤(壁)がぐるーっと港を取り囲んでいます
 まるで動物園の檻に入っているようで"(-""-)"


*潮風トレイルは海岸線あり登山なみの風景、道あり、十分高低差も
 あるルートで大満足でした
 ただ場所によっては分かりにくい所も有るので安易にはダメです
 それに1千kmも有る長いトレイルですから全部歩くのには何年も
 掛かってしまいますが、チャレンンジし続けたいものです
 次回はより北部で人気度の高い「北山崎」か「碁石海岸」ですか?

「下の廊下」は切り立った峡谷、黒四ダム~宇奈月温泉へ

◆2019年10月22日(火)~25日:台風19号、その後の大雨で交通、登山道
 宿泊施設など多くの地域で登山中止を余儀なくされる事態となった
 今回はそんな細部事情の中、安全に行ける事を確認しての行動になった

▼バスを降りたら黒四ダムの堰堤上を歩いて今日の泊り場の
 ロッジくろよんへと向かう

▼黒部湖畔から見上げた針ノ木岳とスバリ岳にははらりと冠雪が

▼初日の泊り場のロッジくろよんは黒部湖の湖畔に立っている

▼早朝の暗いうちにヘットライトを頼りに泊り場を発ちダム下で川を渡る

▼下の廊下は岩壁の裾部を通ることからいたるところで沢水が
  頭上に降り注いでいる

▼枝沢横断には板橋がかけられているがこんな細やかな
   配慮が見られる♪

▼下の廊下は旧日電歩道とも呼ばれ、足場は狭く徐々に川との
  高度は増してくる

▼歩道は両岸の岩壁が狭まった渓谷となっている

▼黒部別山谷出合が近づくと鳴沢小沢にかかる見事な滝がみられる

▼まだ陽が届かない渓谷沿いの歩道はスラブとなった岩場を越えてゆく・

▼永遠と続くと思える水平歩道は慎重が上にも慎重を要する

▼別山谷出合から白竜峡にかけてはこのスリルがたまらない
  
▼黒部別山谷出合を越すといよいよ今日の核心の白竜峡へと差し掛かる

▼白竜峡はスリル満点だ、慎重に慎重に通過する

▼白竜峡最大の難所を通過する

▼抜け出た後に白竜峡を振り返ってみる

▼最大の難所は通過したがまだまだ予断は許せない通過が続く

▼白竜峡を抜け出た先の岩壁にぶら下げられている工事用の道具類

▼狭い峡谷に陽があたりだすと横からの沢の水しぶきが心地よい

▼十字峡の吊橋を渡ると景観のよい半月峡やS字峡が待っている

▼作廊谷合流点付近の断崖絶壁

▼S字峡を越えると黒部第四発電所の送電線口が見え出すがまだまだ遠い

▼黒部川本流のS字峡を見下ろす

▼岩場に降り注ぐシャワーを浴びて通過する

▼東谷吊橋を渡れば本日の核心エリアは終わりホット一息つける

▼仙人ダム堰堤にて

▼仙人ダムはちょうど工事中ですごい勢いで水を迂回させていた

▼今年は二度もお世話になった阿曽原温泉小屋カレーライスが絶品だ

▼3日目、阿曽原小屋を出るとまずは阿曽原谷を渡る

▼旧日電歩道と呼ばれる下の廊下は落差のある垂直の岩場に
 刻まれた狭い水平歩道だ

▼下の廊下のシンボルの奥鐘山をバックに大太鼓にて
 こわごわ記念撮影

▼大太鼓を越すと志合谷の素彫りの150mの長いトンネルを
 通り抜ける

▼いよいよ水平歩道が終わり欅平への急路の下降に突入する

▼欅平に無事下り立ちました(^^♪ ようやく笑顔がでました

▼身体は疲れているが心は軽く欅平にて

▼欅平からはトロッコ電車にて宇奈月へと降りて行く

▼ちょっと肌寒いオープン列車にて沿線の風景を楽しむ

▼長い長い下の廊下を歩き通したご褒美は宇奈月温泉の温泉宿泊だ

*毎週ごとに訪れる台風、その後の大雨で被災された皆様には
 心よりお見舞い申し上げます。
 今回は久々の好天に恵まれて素晴らしい山旅でした。
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