あだたら登山学校・東北の山旅

 東北の山旅と山岳ガイド// 〒969-1103福島県本宮市仁井田字下ノ原28-73 eメール yamatabi@cameo.plala.or.jp

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安部 孝夫
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登山ガイドです
JMGA/東北マウンテンネットワーク所属
特に自然豊かな東北の山岳をご案内いたします

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只見線全線開通記念、第三弾「大白川をベースに浅草岳と守門岳」

■2022年10月17日(月)~19:この10月から始まった
 「只見線の全線開通記念」第三弾は始発の会津若松市からJRに乗り
 新潟県の大白川駅(魚沼市)へ!!

 大白川をベースに対峙する浅草岳1,585mと守門岳1、537mの2山を
 登るプランです。

▼只見線に乗って奥越後の2座を踏む山旅初日は移動日だけで
 会津の背炙山に足を運んだ



▼磐梯山をバックに背炙山山頂にて


▼背炙高原から会津盆地越しに眺めた明神ヶ岳


▼背炙高原の後は会津藩主松平家墓所へお参り


▼ランチタイムはしゃれたレストランへ、食したのは喜多方ラーメンだが
 (笑)

▼またまた只見線に乗るべく会津若松駅へ

▼そぼ降る雨の中、浅草岳と守門岳への登山口がある大白川駅で只見線を下車
 ナント乗車時間は???4時間以上でした。
▼今回の宿は登山口に最も近い民宿旅館の才七さんに二晩お世話になった、
 かの有名なプロアドベンチャーレーサーの田中陽希様もお泊りした宿だ!!




▼次の日、ネズモチ平登山口から浅草岳周回を目指す

▼登山口から山道に入ってひとピッチほど登ると白崩沢左沢の渡渉部となる

▼ブナ曽根に取りつき急坂をぐんぐんと高度を上げるとしだいに美し紅葉が
 現れる(^^♪


▼対岸の斜面も錦秋の原となっていた


▼最高潮となっているカエデの紅葉


▼ブナ曽根は高度を上げてゆくと山麓が足下に広がり出す


▼踏むのも躊躇するような落ち葉を踏みしめて


▼前岳まで来ると急登からは解放されるが滑りやすい木道になる


▼ようやく紅葉の灌木越しに浅草岳の山頂が見えてきた

▼ガスってて何も見えないが浅草岳山頂にてバンザイ


▼下降路は桜曽根を下りる周回路とした、紅葉に見とれなかなか歩が進まない


▼苔むす岩に鮮やかなもみじの黄葉が張り付いていた


▼桜ゾネ広場に下り立つ寸前、八海山大神の石祠が鎮座する



▼八海山大神の石祠と浅草の鐘が立っている


▼車道終点の桜ゾネ広場に下り立つ、あとは車道を下降するだけ


▼ゲートが設けられたネズモチ平登山口へと無事全員下山


▼今回の宿は温泉ではないので浅草岳下山後に日帰り温泉に立ち寄った


▼二晩お世話になった才七は山菜キノコ料理で有名で、天然物のキノコも味わえた
 大相撲や芸能人の話題でチョー盛り上がった(^-^)

▼最終日は大原口からのエデシ尾根経由の守門岳往復

▼宿から登山口までは10分少々、登山口から緩やかなカヤト原の
 草原へと歩き出す


▼緩やかなカヤト原もすぐ終わりブナの林の急斜面へと変わる


▼胸突き八丁の急斜面をゆっくり詰めてゆく


▼エデシ尾根に出ると傾斜はさらに強まりロープの下がる岩場などが
 何度も現れる


▼雪渓と紅葉が同時に見られるのはこの時期この辺りのみ


▼山麓をはるか足下にロープだよりに紅葉のヤセ尾根を登る


▼小烏帽子に近づくと短い沢の遡上が現れる



▼三ノ芝(小烏帽子)付近の見事な色付きの紅葉

▼尾根途中から見た紅葉の青雲岳の斜面


▼まだ頭上にある守門岳の山頂部を見上げる


▼やってきました守門岳の山頂です
 


▼山頂から眺めた青雲岳と大岳の稜線


▼山頂から見る青雲岳


▼初雪に降られて早々と山頂を後にするがとにかく滑る


▼下降途中で眺める昨日踏んだばかりの浅草岳


▼優美なブナ林を堪能しながら下降する 


▼登山口へと無事全員下山、お疲れ様(^<^)


▼クーポン券を使い果たすべく立ち寄った「道の駅入広瀬」の鏡ヶ池から
 見上げた守門岳


*只見線に乗ってキャンペーンはこれで終了です
 会津若松市から終点の魚沼市の小出までは一日3本しか有りませんが
 ノンビリと只見川を眺め~いいじゃ有りませんか?(^<^)

 これからは白い世界です。

大倉山933m、氾濫原は香り立つ!!

■2022年10月22日(土):仙台市民の泉ヶ岳の北側にある
 北泉ヶ岳を訪れました。
「船形連峰につながる原生林の山」

 泉ヶ岳からは何回も歩いているので今回は桑沼コースから~
 しかし土砂崩れで通行止め,それも廃道です(-_-;)

 そこで大倉山の北側から巻いて大倉尾根に、、、、


▼駐車スペースは10数台が停められる
 林道はこの先で通行止め、既に1台が。


▼ボチボチ紅葉が低山に落ちて来た
 
▼タップリと自然が残されて「縄文の森」として保護されている


▼「なんか良い匂いがする!」って~どこかから
 ホント微かに香りが・・・・わかった「カツラ」紅葉だ(^^♪


そして不思議な地形が現れた!!「氾濫原」が見え出した


▼この沢の水が地中に潜る??って?


▼かなり広く平らな地形だ!!不思議な場所(@_@)


▼登山道では有りません、いつか川となり流れるんですよ!
 ここを目的に来た人もいました。

▼初めて見た地形で・・・
 春にはニリンソウの大群落が~咲く様です

▼大倉山の山頂へ
 展望台でランチタイム!!この後大倉尾根を北泉ヶ岳に
 向かうが時間切れで(-_-;)

▼急坂を下山する


▼無事、登山口の林道に到着


*目的の北泉ヶ岳は時間切れで残念でしたが
 「氾濫原」は発見でした。春に素晴らしい出会いを期待
 して下さい。



只見線全線開通!!第2弾「いにしえの歴史街道、八十里越を歩く」

■2022年10月11日(火)~13日:司馬遼太郎の「峠」に登場する
 この峠「八十里越」福島県只見町と新潟県三条市を結ぶ道ですが
 現在、国道289として工事中です。

 戊辰戦争で河井継之助が只見町へと通った歴史の道にチャレンジしま
 した。
 
 最近、映画で「峠 最後のサムライ」として全国で公開された!!

 ▼あだたら登山学校3度目の八十里越完全踏破、送迎車との待ち合わせは
  蒲生岳の登山口駐車場!!


▼車を待つ間皆で蒲生岳を見上げあーだねこーだねと


▼ちょうど開通したての只見線に気動車が走るのが見られた、
 本数が少ないものだからラッキー



▼送迎の車が来た、今回は友人のガイド仲間にお願いした


▼大きな車でゆったりと乗れた


▼新潟県側に向かうべく国道252号線を走るが、今年の雪崩で壊された
 あいよし橋のなぎ倒されたブナの林を見る



▼八十里越時にいつもお世話になっている吉ヶ平山荘に着いた


▼今回は山荘前でテント泊、設営未完のままで温くなる前にビールで
 明日のお天気祭りの始まり



▼むかごをゆでたくミズの葉っぱを全員でむしる、今夜の酒のあての一品だ


▼テント設営は途中であきらめ結局山荘内に泊めてもらうことに


▼ほんとに親切な吉ヶ平山荘の管理人さんたち


▼次の日、送迎してくれた友人と別れていよいよ八十里越に足を踏み入れる


▼現在街道はショートカット路が多いが荷車が通れた昔の路も
 復活中のようだ



▼1時間少々で番屋山への登山口のある椿峠に着く


▼早々と見つけた、見つけた、ミズナラの倒木にビッシリ付いたナメコだ


▼天然ナメコはそう見る機会はないからみなさん採るより撮るだ


▼八十里越街道はほとんどがブナ林主体の森の中の古道だ


▼新潟三条市と只見を結ぶ新しい国道の建設中だがいつ完成するもんやら


▼整ったブナ林がしげるブナ坂付近の森


▼思わず目を疑った、趣味とは言えいろんな人がいるもんだ(@_@)


▼ブナの倒木を迂回して難所のブナ沢へと下りてゆく


▼今年は何と難所のブナ沢に橋が架かっていた、水量は少なかった


▼豊富なブナの森であるこの街道、ブナ個々の表情を見るだけでも楽しい


▼平坦地にある空堀の茶屋跡、周囲は樹木に囲まれている


▼空堀付近から見上げた守門岳側の烏帽子山と刀掛

▼鞍掛峠の手前から見た光明山

▼鞍掛峠に祀られている山の神の石祠、当時往来する人々が旅の
 安全を祈願したことだろう



▼本コースで最も標高の高い鞍掛峠にて


▼小松ノ横手少し前から望む黒姫


▼小松ノ横手まで来ると泊り場のある田代平が見えてくる、が、まだ遠い


▼田代平の縁近くになると石垣が積まれた跡が何か所か見られる


▼テント場への途中に2か所ある田代湿原への入り口


▼テント場から水場は遠いのだが水量も多い清冽な湧き水が出ている


▼あだたら登山学校唯一のテント生活となる八十里越街道縦走、
 いつも天然ナメコ汁が付いてくる(^^♪



▼ゲストに負担掛けさせたくなく、ここ近年はテントなどの用具を
 事前に荷上げする



▼崩落した沢が多く最終日も難路が続く


▼悪路難路をひたすら歩く、辛抱強いな昔の人は



▼八十里峠の石碑が建つ木ノ根茶屋跡がある木ノ根峠

▼木ノ根峠には測量班のテントが張られていた

▼所々歩いていて気持ちの良いブナの小径も現れる


▼ようやく松ヶ崎に到着、天気が良ければ展望が良いのだが


▼道は平坦なのだがその分ぬかるみが半端じゃない


▼全員今回は長靴なのだがそれでもこのぬかるみには難儀する


▼よくぞここまで曲がった、と感心してしまうブナの根曲がり

▼道型のない崩落地も多い、慎重に慎重に


▼後半の最も大きな沢であるナコウ沢を渡渉する


▼ナコウ沢の渡渉は、今回は長靴で充分だったが、増水時は
 難しいだろう


▼今年はナラタケが大豊作で、このツキヨダケも大型のが見られた


▼ぬかるみに敷かれたかのように倒木が散乱している


▼いい色相のウルシを横に


▼車道の出る直前で森林管理所の職員が看板を直していた


▼やっと24・3㎞を歩ききった、このあと約5㎞の車道歩きが待っている


▼車道途中にある八十里越旧街道の石柱


▼車をデポした駐車場にようやく到着、お疲れさまでした、
 もう歩かなくていいんだ(^-^)



▼すぐ近くにあるそば処の八十里庵に立ち寄る


▼みんなで美味しいそばを堪能して帰途に就いた


▼八十里越街道で見られたキノコや草棒、キノコを食むナメクジ

▼街道に立っている石碑


*街道はゲリラ豪雨などで年々悪くなって行くようです 
 昨年楽に通過できた沢が崩落して、高巻きを余儀無くされたり
 田んぼの様なドロンコが増えたり・・・・( ;∀;)

 でも150年も前に、着物、わらじ、腰に刀を差した武士たちが
 この道を通ったんだ!!と思うと・・・

 ま、ま参加頂いた皆様、お疲れ様でした。


「祝!!只見線の全線開通」で只見町を訪ねる

■2022年10月6日(木)~7日:豪雨災害で11年ぶりで只見線が
 会津若松から新潟県小出の135kmが10月1日全線開通した。

 この沿線には登山好きにとっては魅力的な多くの山々が有る。

 しかしこの線はJR東日本の中でもワースト◎位(-_-)
 100円稼ぐのに何千円も掛かる赤字路線
 廃線の危機も!!

 このチャンスに少しでも乗車して只見川沿線を盛り上げようと
 言う趣旨で!!!

 ナント会津若松から只見まで乗った事が無いという人が、殆ど
 で(-_-;)



▼今月全線再開通した只見線に乗るべくあだたら登山学校の観光ツアー、
 まずは只見線起点の会津若松駅へ 


▼ここで皆さんとはしばしお別れで只見線の気動車に乗っていただく

▼我々は車で先回りし会津川口駅で皆さんをお待ちする


▼狭いながらもいろんなものが売られている川口駅の売店


▼駅付近の八百屋で売られていた特産の金山カボチャ


▼皆さんを乗せた気動車が近づいてきた


▼駅ホームにゆっくりと気動車が入ってきた


▼間もなくホームに到着だ


▼会津若松駅から会津川口駅のホームに降り立つ(^-^)


▼あだたら登山学校のメンバーが団体となって下車してきた


▼さすがに全線開通したてでゾロゾロと乗客が降りてくる


▼川口駅から車にて昭和村の宿に向かうが少々時間があるので昭和村の
 道の駅に立ち寄った



▼昭和村はカラムシ織りで有名でここ道の駅内にて見学できる


▼また昭和村はカスミ草の産地としても知られ多くのカスミ草が
 販売されていた


▼皆さんカスミ草を買い求めていた(^^♪

▼今回の宿は今旅の目的でもあった昭和温泉しらかば荘さんに
 またお世話になった、評判が良い宿なのだ



▼次の日、川口駅からまたまた皆さんに只見線に乗ってもらう
 新鉄橋が出来た只見駅が目的だ


▼只見線は単線なので川口駅での待ち合わせは長い


▼再び先回りをし只見駅にて皆さんをお迎えする


▼皆さんが只見駅へと降り立ってきた(^-^)


▼只見は生憎の雨、新しくなった三石神社の詣でる途中で乗ってきた
 小出行きの気動車をお見送りをする



▼新潟の小出へと向かった立った一両の気動車
 みんなで手を振り、盛り上げた(^<^)

▼三石神社は縁結びで有名だが、みなさんもうあんまり関係ないか(笑)


▼病気に効くといわれる清水が染み出す涙岩へも詣でる


▼只見駅裏手の瀧神社へも足を運び参拝する、繊細な彫り物が施されていた

▼瀧神社には左右に緻密な彫り物が施されていた


▼只見駅越しに眺めた霧雲に煙る柴倉山


▼駅横に新しく建てられたインフォメーションセンターへと
 立ち寄る、お土産も売っていた



▼さて次はドライブで田子倉湖畔の今年の豪雪で流されてしまった
 あいよし橋の橋脚を見る



▼電源開発の水量発電を解説した只見展示館に立ち寄る  


▼やや遅いランチタイムとし食堂とラーメン屋にそれぞれ分かれて
 腹ごしらえとした


▼こちらは食堂のおふくろへ、それぞれ何を食べるか思案中


▼メニューを眺めて全員同じものを頼む

▼野菜たっぷりの味噌タンメンを頼んだ、美味しかった


▼クーポン券を使い切るべく道の駅柳津へ、それぞれお土産を買い求める


▼皆さんのご要望にお応えし柳津といえばこれ小池菓子舗のあわ饅頭


▼小池菓子舗は美味しさで評判が高く黙々と作っていた


▼買い求めたあわ饅頭と茶饅頭の詰め合わせ


*生憎の雨で予定していた「要害山705m」は中止とし観光となった(-_-;)
 「たまにはノンビリと観光もいいか(^-^)
 
 みんなボチボチ「軽い低山+温泉泊」も楽しい選択の一つになって来た!!

本州最大の秘境「裏剱縦走」

■2022年9月27日(火)~30:
 「裏剱」は雪と岩の殿堂「剱岳2,999m」の東側から裏側の仙人峠
  を越え黒部ダムの下流、下ノ廊下、欅平~宇奈月温泉に至る
  長大なルートを山小屋泊の3泊4日で歩きました。



▼あだたら登山学校3度目の裏劔縦走、まずは立山駅から
 立山ケーブルにのって美女平へ!


▼美女平からはバスに乗って室堂へと


▼室堂が近づくとバスの車窓から剱岳が見えてくる

▼喧騒の室堂から歩き出すとすぐに立山三山が投影するみくりが池が
 現れる



▼室堂からは火山ガス噴出地帯のすぐそばを通過する

▼室堂からは鍋底のようなキャンプ場へと一旦下りてゆく


▼急登が連続する剣御前への山肌はもう秋の色となっていた


▼剣御前から火山ガスが噴出する室堂の地獄谷を見下ろす


▼剱沢側の斜面も秋の色が色濃くなってきていた


▼剱沢を下りること30分ほどでようやく剱岳と剱沢小屋が見えてきた


▼剱岳や裏劔縦走でお世話になっている剱沢小屋にて


▼次日霧雨状の雨模様だが雪渓に向かって剱沢を下降してゆく

▼足下には雪渓が現れてきたがまだ雪渓には乗らない



▼剱沢下降は雪渓よりも岩場の通過に神経を使う

▼剱岳からの岩場の壁は圧迫感を感じるが滝が和らげてくれる


▼平蔵谷入口のシンボルのつぶて大岩


▼雪渓は初め枝沢の雪渓を横切るがアイゼンも必要なかった


▼いよいよ最難所の大スラブ岩が現れた


▼大スラブ岩にはロープと鉄杭が打たれているがそれでも難儀する


▼大スラブ岩は花崗岩の一枚岩だが雨で藻があって滑りやすい


▼傾斜は緩やかなようだが現場にいると恐怖感が出る


▼ようやく雪渓の横断だ、まずはアイゼンを装着する


▼無事に渡り終えてアイゼンを外す


▼眼下に真砂沢ロッジが見えてくると難所の通過が済んで一安心


▼と、思ったのもつかの間、本コース最難所はこのヘツリの通過だ

▼二股の吊橋を渡ると沢を離れ尾根となりひと安心だ


▼尾根途中のベンチでひと休み、残念ながら雨模様で裏劔は見えずじまい



▼色付くナナカマドが雨の中で心和ませてくれる

▼分岐の仙人峠を越し少し下りるとようやく前方に仙人池ヒュッテが
 見えてきた、ホッとする瞬間だ



▼2019年以来の仙人池ヒュッテ、夕方は残念ながら天気が悪かった


▼夜中から星空となり朝はほれッこの通り(^-^)

▼モルゲンロートの剣岳山頂部を見上げる


▼モルゲンロートに浮かび上がる真砂岳と立山三山


▼この光景を渇望しての今山行、満足満足(^^♪


▼朝食を頂いて宿舎を発つ、仙人谷を下降するが目の前には
 白馬三山が浮かんでいる



▼仙人谷の雪渓越しには後立山がずら~ッと並ぶ


▼仙人温泉を越して仙人谷を渡ると見えた滝


▼仙人谷を丸太簡易橋で渡る、増水時は無理


▼もうもうと蒸気を立ち昇らせる仙人湯

▼小屋のぞきから見た今は廃墟となってしまった仙人温泉小屋


▼雲切新道途中から眺めた唐松岳


▼雲切新道から眺めた白馬三山、真っ白いのは雪ではなく杓子岳


▼雲切新道は急路のため長いステンバシゴが掛けられている

▼雲切新道の樹木の開けたところから見上げた鹿島鑓

▼一枚岩に取り付けられた長いステンバシゴを下りる

▼眼下に黒四地下発電所の送電口が見え出すと間もなく
 下の廊下の仙人ダムが見えてくる



▼ブナ林まで下りてくるとまだ紅葉には早いものの新緑とも
 錯覚する淡い緑の木々だ



▼足下にようやく仙人谷ダムが見えてきた、下の廊下はダム堰堤上を
 通っている


▼仙人谷を丸太簡易橋で渡れば間もなく黒部峡谷の沢沿いに下り立つ


▼仙人谷ダムの本体建物へと下りてきた、背後には三枚滝が見えている


▼仙人谷ダム内部の通路を伝ってまた水平道へと向かう



▼ダムの建物内部にはトロッコ電車の線路が敷いてある

▼ダムの建物内を通る通路で初めて作業員と出会った


▼仙人谷ダムの近くに突然現れる関電の管理建物群、まるでビルディングだ


▼仙人谷ダムから水平道へと登りヘッデンを燈し権現峠トンネルを通り抜ける


▼水平道はほんとになだらかだ、急降下をすれば泊り場の阿曽原温泉小屋だ


▼ようやく最後の宿舎の阿曾原温泉小屋に着いた、やれやれ、


▼下の廊下や裏劔縦走では必ずお世話になる阿曽原小屋、着いたら
 ビール片手にまずは露天風呂へ(^-^)


▼翌日も快晴で小屋のお姉さんのお見送りを受けて帰路の途に就く


▼小屋を出るとすぐに丸太橋を渡る


▼水平道に登りつくと間もなくお世話になった小屋が見えてくる


▼折尾谷が見えてくるが入り組んでいるのでなかなかつかない

▼足元は崩れ落ち天井は岩が被さる歩道は橋がなければ絶対通れない


▼9回も打ち直された番線の支点のピン、豪雪でもぎられてしまうのだ


▼落下口から折尾大滝を見上げる


▼コンクリートのトンネルとなっている折尾谷の通過


▼コの字型の通路は岩の天井が低くヘルメットは必須


▼黒部渓谷の下流には終点の欅平が見えているがこれがまた遠い


▼水平道は本当にコの字型に削り取られた歩道なのだ

▼岩壁側に番線が張られてはいるが足元は狭い



▼いよいよ長いトンネルが待ち受ける志合谷だ、まだ残雪が覆っていた


▼約150メートルの谷の中を通るトンネルは湧き水で足元は水浸しだ


▼いまにも倒れそうな岩との間を通る

▼大きなコの字型に切り取られた歩道越しに眺める奥鐘山の大岩壁

▼安全を確保して下をのぞくが足元がハングって見えない


▼白馬三山が見え出すと水平歩道もいよいよ終盤


▼長かった水平歩道もようやく終わった、長かったなぁ~
 あとは欅平への急降下だけ


▼欅平への急降下途中に眺めた白馬三山と不帰嶮


▼下降途中で出会ったトロッコ電車の会社の団体さん


▼欅平に下り立つ、長い長い縦走が終わった、もう歩くことはない


▼欅平にて、あとはトロッコ電車に乗るだけ(^^♪


▼欅平の駅のホームにて乗るトロッコ電車を待つ

▼トロッコ電車の中にて長い縦走の思いにふける


▼途中の足元に咲いてた花々とデザートとなった木の実



*ガイド登山のポイント

 ◎ガイド対顧客の人数比(ガイドレシオ)
 今回の裏剱のような危険を伴うような地域においては
 「安全配慮義務」を参加者に提供するために
 1名のガイドは4名が限界です。
 もし10名だとしたらとても目が行き届かず、参加される
 人も不安でしょう。
 当校では「人数限定」と表示しています。
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