あだたら登山学校・東北の山旅

 東北の山旅と山岳ガイド// 〒969-1103福島県本宮市仁井田字下ノ原28-73 eメール yamatabi@cameo.plala.or.jp

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安部 孝夫
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登山ガイドです
JMGA/東北マウンテンネットワーク所属
特に自然豊かな東北の山岳をご案内いたします

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下北半島にそそり立つ縫道石山は東北百名山

■2022年6月8日(水)~10日:昨年の津軽半島、竜飛岬と同じく
 青森県へ!!
 下北半島をマサカリに例えると調度、刃に当たる佐井村などへの
 山旅です。



▼初夏の風に誘われて下北半島の山旅、東北百名山の最北端の縫道石山へ、
 福島県からは新幹線の乗り継ぎだ


▼福島のお客とは新幹線の中で合流


▼仙台駅でさらに2名合流しはやぶさに乗り換える、早い早い


▼七戸十和田で新幹線を降り、駅前のレンタカーを借りる


▼腹が減ってはと、むつ市の小さな食堂で昼食とする


▼北上するに従い紺碧の空となり、今日の宿舎のある福浦への道すがら
 そそり立つ明日登る縫道石山(26m)が見え出した


▼初日の足慣らしは仏ヶ浦へ、往復1時間少々の歩行だ


▼仏ヶ浦は国指定の天然記念物で岩はもろい凝灰岩でできている


▼桟橋から眺めた仏ヶ浦の岩の砦



▼桟橋にて白い城壁の岩を前に記念写真


▼仏ヶ浦港の桟橋から眺めた屏風岩と地蔵堂と管理棟


▼港の足元には小さな魚たちが泳いでいた

▼紺碧の空に白い凝灰岩の巨岩がまぶしい


▼下北半島一泊目の宿は会津田島出身の女将のいる佐井村福浦の福寿荘、
 泊った日の前日がウニ漁の解禁日で食卓はウニ一色だ(^^♪


▼下北半島2日目はメインの縫道石山へ、登山口にはクマよけ鈴の
 貸し出し箱がある



▼鈴の貸し出し箱の鈴は手作りで、ちゃんと鈴が全部返されていた、


▼樹林内はわりと倒木も多く跨いで潜っていそがしい


▼崩落地には親切にクサリとロープが下げられていた


▼縫道石山はかなり上部まで青森ヒバが覆っている


▼樹林を抜け切ると背後に大作山が見えてくる


▼縫道石山山頂部は狭い岩場で高度感たっぷりだ

▼山頂から俯瞰したジジ岩ババ岩


▼登路はこの急な尾根の基部を歩いている


▼山頂から眺めた大作山


▼東北百名山北端の山でイエーイバンザーイ(^-^)


▼帰りも岩場から樹林への下りは急坂で慎重を要する


▼途中の分岐からジジ岩ババ岩へ立ち寄るが障害物も多い、気を付けて


▼ジジだかババだかわからない岩から見たもう片方の岩場

▼こちらの岩場も恐竜の背中状態の岩の列

▼ジジ岩またはババ岩から見た縫道石山だがまるで未知との遭遇の
 デビルズタワーではないか(*_*)



▼その縫道石山と大作山を背にハーイパチリ


▼下山後は泊り場の下風呂温泉に向かい佐井村の海岸線を走るが
 その途中で見た願掛岩


▼願掛岩に設けられた縁結びの鍵かけ祈願所と願掛岩を見る


▼県や市町村が支出するクーポン券だがここ佐井村では村独自
 に3000円ほど頂いた


▼佐井村のクーポンは佐井村で使い切らなければならない意外に難しい


▼泊り場への移動の途中にマグロで有名な大間崎に立ち寄る


▼大間崎ではかなり太いタコの足が干物として売っていた 


▼そのほしたタコの足をみんなで買い求める今晩の飲み代のあてかな


▼2泊目は海鮮旬菜料理が自慢の下風呂温泉民宿菅原、
 物腰の柔らかい女将に癒された


▼最終日は予定は燧岳だったが林道の崩落で急遽その隣にある黒森山に
 変更、むつ市下北自然の家から歩き出す


▼黒森山は青森ヒバなどの樹林の山で太いヒバがゴロゴロ生えている


▼かもしかの仕業か植林杉が綺麗に皮をはがされていた、
 薄皮を食べた歯形がすごい


▼かなりの数が生息しているようで見事に皮がはがされた
 杉が幾本も見受けられた



▼山頂に近くの伐採地跡からは津軽海峡が俯瞰できる


▼残念ながら見晴らしのない黒森山の山頂にて


▼杉の植林地まで下りてくると車を置いた登山口へは間もなくだ

▼下北自然の家に置かれていた多くのへら状のいたはいかだの
 オールとのこと


▼全員無事下北自然の家へ下山


▼帰りの新幹線に乗るべく七戸十和田駅へ向かう、車を返し道の駅にて
 名産のニンニクを買い求める


▼駅ホームにて新幹線を待つ、あ~あ、疲れた


▼下北半島に咲いていた花、サルメンエビネが多く、どこにでも咲いて
 いた、他にエビネやイチヨウランなども見られた


*今回は新幹線とレンタカーを利用しました

 郡山8:23分、仙台から「はやぶさ」に乗り換えるとナント
 2時間後には七戸十和田に到着です。
 それにより行動範囲が広がり、ユッタリの山旅ができますね。

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